ペットについて

2014-12-29

ペットは、古来より私たち人間と共に生活し、心に安らぎをもたらしてくれる大切な存在です。
しかし、今年の10月から11月にかけて、栃木県内の河川敷や山林でミニチュアダックスフントやトイプードルなどの死骸が相次いで見つかったことをきっかけに、各地で犬の大量遺棄が発覚しました。
栃木の事件ではその後、県内の元ペットショップ従業員2人が犬80匹を捨てたとして動物愛護法違反などの容疑で逮捕されました。

ペットフード協会によると、全国の犬の飼育数は、ピーク時の2008年度に約1310万匹だったのに対し、本年度は約1034万匹に減少したそうです。
その理由として考えられることは、少子高齢化や1人暮らしの増加などが挙げられます。

ところが、環境省によると、動物販売業の登録数は2007年度の2万195事業所から2011年度は2万4299事業所に増加したそうです。それから2013年度は2万1715事業所に落ち着きましたが、依然として現在も高止まりしている状態が続いています。
動物の販売や繁殖を含む動物取扱業は、必要書類と申請料を都道府県や政令市に出せば簡単に登録することができます。取り扱い責任者が1人必要ですが、簡単な資格でも責任者になることができ、行政の立ち入りも営業開始時の1回と、5年に1回の登録更新時のみなのです。
これは、繁殖にライセンス制を導入するアメリカや、繁殖に細かい規制を設けて違反者に罰金を科すドイツなどとは対照的です。アメリカやドイツなどでは、日本のようにペットショップに常に赤ちゃんの動物が並んでいるということはありえないそうです。
ではどこでペットを購入しているのかというと、直接ブリーダーのところに行き、しっかりと飼育方法の説明を受け、ブリーダーが購入者を認めてやっと動物を引き渡すのだそうです。対して日本のペットショップでは、飼育方法の説明すらも甘いところが多いです。

私は、日本でもペットショップという制度を取りやめ、動物はブリーダーからしか直接購入できないという制度を取るべきだと思います。
そうすれば、利益の為だけに過剰に繁殖させられ、売れ残る可哀想な動物たちも減るだろうし、「ショーウインドウで見かけて可愛くて衝動買いしたものの、いざ育て始めてみると予想とは違って手に負えなくなってしまった…」という理由で無責任に捨てる飼い主も減ることでしょう。
たかがペットといえど、動物たちにも心があります。責任を持ち家族として迎え入れ、一緒に暮らせば、大切な家族の一員となります。
狭いケージの中にぎゅうぎゅうに詰め込まれ、餌も十分にもらえず苦しんでいる動物たちを一匹でも減らせるよう、行政が動くことを切に願います。

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