ミドリガメが輸入禁止になる件について

2015-08-05

こんばんは。
あなたは、もうすぐミドリガメが“気軽に飼える(買える)ペット”ではなくなることをご存知ですか?
7月29日、環境省によって、2020年を目処にミドリガメを「特定外来生物」として指定し、輸入を禁止することが発表されました。
それまでに飼われているミドリガメについては届け出制となり、人間に捨てられて野生化したミドリガメは駆除されるとのことです。

ミドリガメは、日本では昔から“気軽に飼える(買える)ペット”として親しまれてきました。
現在ペットショップでは一匹500円程度の安い値段で売られていますし、お祭りでは「かめすくい」を見かけることもありますよね。
しかし、実際のところミドリガメは“気軽に買えるペット”ではあっても、“気軽に飼えるペット”ではないのです。

その理由は大きく分けて三つあります。
一つ目は、寿命が30年と長いことです。
つまり、軽い気持ちで買ってきても、30年という長い年月をかけて面倒をみてあげる必要があります。
二つ目は、成長するとかなり大きくなるということです。
子どもの頃は500円玉くらいの大きさで、小さくてとてもかわいらしいのですが、成長すると30㎝くらいまで大きくなるそうです。
三つ目は、頻繁に大量の水替えをしなければならないことです。
ミドリガメは、小さいうちはあまり水槽を汚しませんが、大きくなってくるとものすごく水槽を汚してしまうそうです。
頻繁に水替えを行わないと臭くなるだけでなく、人間にとって有害なサルモネラ菌が繁殖します。
また、汚れた水をミドリガメは飲まないため、病気になってしまいます。
そのため、水替えを怠ると人間にとってもミドリガメにとっても良いことはありません。

以上の理由から、残念なことに飼いきれなくなって捨ててしまう人間が多く、結果として野生化したミドリガメが繁殖し、レンコンなどの野菜の新芽を食い荒らしてしまう被害が報告されているそうです。
さらに、ミドリガメはとても強い繁殖力を持つことで知られていますが、在来種であるニホンイシガメの生息域を奪う傾向がみられるため、環境庁は今回の措置に踏み切ったとのことでした。
「売れるから」といってわざわざ外国から日本に連れてこられたのに、結果として捨てられて、挙句の果てに人間の勝手で駆除されてしまうなんて、ミドリガメにとってはいい迷惑ですよね。
ミドリガメに限らず、動物を飼うときはその動物の一生をみるという覚悟をしっかりと持つべきだと私は思います。

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