ドクターイエロー

2015-07-26

こんばんは。梅雨明けしましたが、現在台風12号が復活して日本に向かってきているようです。まだまだ天気が安定しなくて憂鬱になりますよね。

しかし世間は夏休み!ということで、面白いイベントが昨日25日に行われていたようなので紹介します。
あなたは「ドクターイエロー」という新幹線をご存じですか?
後に詳しく述べますが、「ドクターイエロー」とは、一言で言えば「新幹線が安全に走れるようにするために、線路の点検を行う黄色い新幹線」のことを指します。
25日、JR東海の新幹線浜松工場にて、東海道・山陽新幹線を走る検査車両「ドクターイエロー」の車体をクレーンでつり上げる作業が、親子連れや鉄道ファンに一般公開されました。
このような見学イベントは今までも開催されていたそうなのですが、この車両が公開されたことは今までなかったそうです。
今回行われたイベントでは、車両自体の点検作業を再現し、ブザーとともに車体が2~3メートルの高さにつり上げられたとのことです。
私は鉄道オタクまでは行きませんが、子どもの影響で結構新幹線が好きになってしまっているので、もう少し近場で開催されていたならばぜひ行きたかったです。

さて、ここからはドクターイエローについて調べたことを書いていきますね。
ドクターイエローは、鉄道ファンの間では「見ると幸せになれる」という噂が広がっていて、「幸せの黄色い車両」などと呼ばれています。
どうしてこのように呼ばれているのかというと、ドクターイエローは回送電車などを除けば唯一のダイヤが非公開となっている車両であるため、狙って見ることが難しいということからだそうです。
そのため、インターネット上ではここ数年で「ドクターイエローの運行ダイヤ予測」を公開する鉄道ファンが急増しているとのことです。

ドクターイエローはJR東海とJR西日本によって運行され、10日に1回程度の頻度で東京~博多間を最高時速270キロで試験走行し、レールのゆがみや電気設備を点検します。
正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」ですが、“電車のお医者さん”という役割と車両の色から「ドクターイエロー」の愛称がつき、鉄道ファンに親しまれているようです。
あなたがもし新幹線に乗ってどこかへ行く機会があるならば、電光掲示板を見てみてください。
「回送」の文字が書かれていれば、もしかしたらこの車両が走るかもしれませんよ。

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