ヘルパンギーナの流行について

2016-06-21

こんにちは。悪天候の日が続き、いかにも梅雨といったお天気が続いていますね。
私は先週、雨の中レインコートを着て自転車を運転していたところ、点字ブロックで滑って派手に転倒してしまいました。
皆さんも雨の日に自転車で出かける際は、十二分に注意して安全運転を心掛けてくださいね。

さて、今日のブログのテーマは「ヘルパンギーナ」についてです。
先日、夏風邪の一種である「ヘルパンギーナ」が、香川や佐賀、広島など、西日本を中心に流行し始めているとのニュースを目にしました。
なんでも、日本では毎年、5月頃から徐々に患者が増え始めて、7月頃にかけてピークとなるとのことです。
さらに、例年、西日本から東日本へ流行が推移する傾向にあるため、今後の流行拡大に注意が必要であるとのことでした。

ところで、あなたはヘルパンギーナという病気を知っていますか?
もしあなたにお子さんがいるのなら知っているかもしれませんが、そうでない方にとっては聞きなれない言葉でしょう。私も子供が産まれるまでは全く知りませんでした。
ヘルパンギーナとは、夏に流行する急性の咽頭炎で、主に子供がかかりやすいと言われています。
ヘルパンギーナの特徴は主に三つあります。
1.突然38℃~40℃の高熱が出る。
2.口の中に口内炎や水疱ができる。
3.喉や口蓋垂(のどちんこ)に炎症が起きる。

「子供がかかりやすいのなら、私たち大人は関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、子供が“かかりやすい”というだけで、大人にもしっかりうつってしまう病気なのです。感染ルートは子供からが多いとのことです。
しかも、大人がかかるときは“体の抵抗力が落ちているとき”であるため、熱が39℃を超えて重篤化する場合があるとのことなので注意が必要です。
さらに、出産直前の妊婦さんがヘルパンギーナにかかってしまった場合、産まれた赤ちゃんに感染してしまい、ほとんどは軽症で済むものの重症であれば赤ちゃんが死亡してしまうこともあるとのことなので、本当に怖いですよね。

ヘルパンギーナの感染経路は、主に飛沫感染や接触感染となるので、予防としては手洗いやうがいが基本となります。帰宅後の手洗い・うがいを習慣づけることが大切です。
夏に出産を控えている妊婦さんは、人混みに出かけるときはマスクを着用した方がよさそうですね。

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