マイコプラズマ肺炎の流行について

2016-10-18

こんにちは。
やっと秋らしい季節になったなぁと思いきや、今日は全国的に暑く、夏日となりましたね。
洗濯物がすぐ乾くのはありがたいのですが、数日前に夏物の服を片付けたところだったので少し複雑な気分です。
冬の始まりであるとされている「立冬」ですが、今年は11月7日だそうです。
この調子ですと、秋を飛ばしていきなり冬、ということになるかもしれませんね。
毎日の気温の変化が安定せず、体調を崩しやすい季節となっていますので、身体には気をつけたいところですね。

さて、今日のブログのテーマは「マイコプラズマ肺炎」についてです。
ニュースによると、今年は5年ぶりにマイコプラズマ肺炎が大流行する兆しだそうです。
マイコプラズマ肺炎とは、“マイコプラズマ”という微生物によって引き起こされる病気であるため、名前は似ていますが肺炎球菌によって引き起こされる“肺炎”とは異なる病気です。
マイコプラズマ肺炎の感染者は、約80%が14歳以下の子供だそうですが、大人も油断禁物です。特に高齢者は重篤化する危険性もあるため、注意が必要でしょう。

マイコプラズマ肺炎の症状としては、発熱、全身の倦怠感、頭痛、咳が挙げられます。
風邪の症状と似ているため、風邪だと思って放置して診断が遅れてしまうことが多い病気だそうです。
風邪との大きな違いは、“咳”です。
風邪だと痰がからんだような咳が出るのに対し、マイコプラズマ肺炎だと乾いたような咳が出ます。
そして、咳は3~4週間後も続き、夜間に症状が酷くなるのが特徴だそうです。
また、感染から発症までの潜伏期間は1~3週間ほどで、4週間になることもあるそうです。

マイコプラズマ肺炎の流行は、かつては4年おきの夏季オリンピックの年に流行していたことから「オリンピック病」などとも言われていたそうです。
近年ではその周期が崩れつつありますが、こうして数年おきに流行するようですね。
感染経路には飛沫感染と接触感染があるため、予防としては外出時のマスク、帰宅後の手洗い・うがいの徹底が挙げられます。
感染を怖がり過ぎる必要はありませんが、これからインフルエンザの流行の季節にもなりますし、これらの予防は日常から行っていた方が良いでしょう。

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