メタボ予防・改善について

2015-07-10

こんばんは。7月も半ばに入り、全国の海水浴場でどんどん「海開き」が始まっています。
「この夏こそは、海やプールに行きたい!」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、お腹のお肉が気になって水着になることに抵抗を持っている方は、女性・男性問わず多くいらっしゃることと思います。私もその一人です。
この夏を元気に乗り切るために、今回はメタボ予防・改善について少しお話ししますね。

太ってしまう原因の一つに、「血糖値の急上昇」があります。
血糖値は食事をとると必ず上がるのですが、「急上昇」させない工夫をするだけで、太りにくくすることができるのです。
血糖値の上がりやすさの指標を「GI値」と呼びます。
例えば、白米や白い砂糖、小麦粉などはGI値が高く血糖値を上げやすい食材となっており、反対に緑黄色野菜などの色の濃い食べ物や、原形のわかる精製されていない食材がGI値の低い食材となっています。
食事の際、GI値が低く、血糖値が上がりにくい食品から食べ始めることで血糖値の急上昇を防ぐことができ、メタボ予防・改善に役立つことが研究で分かっているそうです。

ではここから、食事の際に初めに食べたい、GI値の低い食品をいくつか挙げてみますね。
まずは、「生野菜サラダ」です。
食物繊維の豊富な生野菜サラダは血糖値の急上昇を抑えるために積極的にとりたい食品の一つです。
また、サラダは色の薄い葉野菜ばかりでなく、体内のはたらきを活性化させる栄養素が多く含まれているトマトや人参などの「色の濃い野菜」を積極的に摂取することがオススメです。
次に、「野菜や海藻入りの味噌汁」です。
上記に述べた「生野菜サラダ」はGI値が低い代表的な食品ですが、体を冷やしてしまうことがあります。
そこで、オススメなのがたっぷり野菜や海藻の入った味噌汁です。
温かい味噌汁を一口飲んでおくと、体が温まり内臓のはたらきが活性化するため、代謝が上がり一石二鳥です。
最後に、「漬物」です。
漬物などの発酵食品には、腸内環境を整えて消化や吸収をサポートする効果や、体を温める効果があります。
また、食物繊維の多い野菜や大豆には、消化管での食べ物の移動をゆっくりにし、血糖値の急上昇を防ぐ効果もあります。

食事の際、これらの食品から意識して食べ始めることで血糖値の急上昇を防ぐことができ、メタボ予防・改善に役立ちます。
是非参考にしてみてください。

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