子どものスマホ依存問題

2015-02-05

スマートフォンにおけるインターネット利用が頻繁な子どもであるほど、日常生活に満足していない傾向にあることが、今回、警視庁の調査で分かったとニュースになっていました。更に、そのような傾向であるほど、SNSなどで見知らぬ相手と知り合うことに楽しさを感じ、のめりこんでしまう割合も多いことが判明したそうです。

スマホ依存の子どもは、成績や睡眠時間に関する悪影響を自覚している割合も高く、有害サイトやいたずらメールなどの被害を受ける割合も多いとの結果も出ているとのことです。
スマホはとても便利なものであり、現代社会ではなくてはならない存在になりつつありますが、依存しすぎてしまって他の事が手につかなくなったり、日常生活に悪影響を及ぼしたりしていては元も子もありませんよね。

もしあなたが「子どもをスマホ依存から守るためには」といった論文やレポートを書くとしたら、以下のような考察が必要となります。

子どもをスマホ依存から守るためには、大きく分けて三つの方法が考えられます。
一つ目は、スマホを使用するにあたっての時間制限を設けるということです。
最近では、時間制限を設定するアプリもあるそうなので、そのようなアプリを使ってみてもいいかもしれません。
しかし、親が一方的に時間制限を設けるだけでは、子どもは確実に親に反発するでしょう。
そうならないためにも、親子でしっかりとスマホの使用時間について話し合い、お互いが納得できるルールを作ることが大切です。
二つ目は、スマホを使用するときはリビングなどの共有スペースで使うということです。
子どもがスマホを親の目の届かない子ども部屋に持ち込んでしまうと、その子どもは周りの目を気にせずスマホに没頭することが可能になってしまい、「呼んでも呼んでも子ども部屋から出てこない…」といった最悪の事態になりかねません。
三つ目は、趣味やクラブ活動など、インターネット以外の活動を多くするということです。
確かにスマホは情報の宝庫であり、見れば見るほど抜け出すことが難しくなってしまいます。
そうならないためには、「そもそもスマホに没頭する時間がない」といった状況を作ることも重要です。インターネット上で仮想体験をするより、実際に体を動かすなりして様々な実体験をするほうがよっぽど健康的です。

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