AIを卒論でやるには?-テーマが大きすぎるときの対応

2017-06-05

「将棋ソフトポナンザが佐藤名人に勝利」「アルファ碁が人類最強に勝利」といったニュースが世に飛び交い、人工知能(AI)が人類を凌駕する時代の到来を叫ばれるようになりました。
「こういったニュースを背景として卒論を書こう!」というのもいい着眼点です。ですが、この手のテーマは卒論としてはテーマが膨大になりすぎて、学部生の研究としては手に余ることになりかねません。
なぜなら、AIをテーマにするとぱっと思いつくだけでも以下のようなことが議論になるからです。
・なぜAIが急速に成長したのか
・AIはどういうメカニズムなのか
・AIと人類の関係
・AIが今後何らかの事故を引き起こした場合、誰が責任をとるのか(googleが進めている自動車の自動運転がわかりやすいですね)
などなど、真正面から向き合うと、法律的な問題から、倫理的な問題、技術的な問題など、様々な分野における専門知識が求められてしまいます。
卒論に使える時間がせいぜい数か月しかないので、これらの知識をインプットしているだけでも終わってしまいます。さらに問題があって、あなたがこうやって知識をインプットしている間にも人工知能はどんどん成長していって、あっという間に古い時代の話が通用しなくなってしまうのです。

それでもこういった大きなテーマと向き合いたいという場合、以下の2つの方法をおすすめします。
1全体像を把握する
2問題を細分化する

1点目ですが、入門書やわかりやすく書かれた書籍にあたることです。一例を挙げると、ポナンザを開発した山本一成氏の「人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?」は非常にわかりやすく人工知能の開発の歴史や工夫、問題点などがまとめられています。
あなたが「ただ漠然とAIをやろう」という段階であれば、こうした文献にあたって、基礎的な知識を固めておくと、今後の教官からの指導の際にもおおいに役に立つでしょう。

2点目は、問題の細分化です。AIについて全部取り扱おうとすると、最終的な卒論が何百ページもの大作になってしまいます。例えば、それこそポナンザだけに焦点をあてたり、AI開発の冬の時代のときに何が行われてきたのかといったことに着目してみたり、AIとドローンの関係だけに絞ったりといったことが挙げられます。
つまり、AIについて論じるとどうやっても議論が広がってしまうという問題を、最初から「AIと〇〇」といったように小さく限定することで、難しいテーマや問題と向き合うことを割け、あなたの興味のある部分にのみ力を注ぐことができるようになるのです。

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