【国際関係】日本の海外援助政策(続き)

2018-05-02

卒論代行レポラボです。
先日公開した日本の海外援助政策の続きです。書き出しはいいけど、「中身にはどんなことを書くの?」と疑問を持たれる方もいると思われます。そこで、今日は本論のサンプルをお見せして、アドバイスをお伝えします。

☆本論サンプル
コトパンジャン・ダムは日本のODAにより建設されたダムなのであるが、このダムに関しては歴史上初めてという出来事が起きた。日本の円借款でインドネシア政府が建設したダムによる被害者として、十五の村の住民計8396名が、日本のNGOの協力を得てなんと日本政府を相手取りインドネシア政府に対するダム撤去の勧告や住民一人あたり500万円の損害賠償請求の訴訟を起こしたのである。これまでも、海外で行われるダムや港湾施設、橋梁建設などの円借款案件で住民移動が生じ、借入国の政府が住民の不満や要求に対応したことはあった。ところがこのコトパンジャン・ダムの件に関しては、貸し手である日本政府を直接訴えたのである。
 もちろんこの事態に対して日本政府は冷静に対応したし、裁判において負ける要素もない。しかしこのような訴訟がなされたこと自体、ODAに対する理解があまりにも少なく、またお金を貸した方として見れば広報活動に不足があったことの現れとも言えると考えられる。相手国のためも思って援助をしているのに、その結果親日感情が高まるのではなく落ちるのであれば、まさに本末転倒である。
 コトパンジャン・ダムの件に関しては、その他不可解な点として裁判における住民不在ということが挙げられていた。つまり意図的に日本のODAを嫌うものが主導して、強引に訴訟を起こしたというのである。もちろんこれは草野が調査した上での結論であり、真実に迫っているのだとは思う。しかしそれでも8396名という多くの住民の名前がつらねれていること自体、間違いなくODAのそもそもの目的に対してマイナスの影響を与えるものであると言うことができる。

☆アドバイス
卒論を書く際にはいろんな文献を読み込むことになるので、新しくいろんな事例を知ることになるでしょう。あれもこれもと盛り込んでいくだけでも論文の根拠や説得力は増します。ですが、調べた本をただ切り貼りしていくだけだと、あとで教官から「いろんな本をまとめただけで、あなたの言葉がないね」といったことを言われてしまいます。
書籍や論文からの引用はもちろん大切なことですが、あなた自身でうまく噛み砕いたり、あなたの意見や解釈を盛り込んでいきましょう。上記のサンプルだと、日本の海外援助政策は広報に問題があるというスタンスで事例を挙げて根拠を担保しています。

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