卒論の題材としての「ふるさと納税」

2018-05-09

「卒論のテーマ何にしよう?」「できれば身近なものの方がいいなぁ」「最近のニュースから調べよう」といった方のために、今日はふるさと納税を取り上げます。
学生の方でふるさと納税を実際に行われる方は限られると思いますが、税金を納めると牛肉や魚、プリン、はては旅行券などが返礼品として送られるのは魅力を感じられると思われます。
一方で、魅力ある返礼品を各自治体がしのぎを削りすぎて、税制度の本来の趣旨から逸脱しているという問題も指摘されています。
では、卒論としてはどんな切り口から論じていくといいでしょうか?

序論や研究背景としては、返礼品の過剰競争や、こういった競争に巻き込まれないようにするために返礼品を取りやめた自治体の事例、「さとふる」といったふるさと納税を取り扱うサイトの隆盛などを取り上げつつ、あなたの問題意識を述べたり、教官の好きそうなことも散らしていくと、形ができあがっていきます。
方向性としては、
・法律をやりたいのであれば、税制度としての問題点
・社会学としてやりたいのであれば、地域振興としてのふるさと納税の効果(実際の税収入だけでなく、いろんなサイトやニュースにも取り上げられる宣伝効果も含めて)
・納税者にとっての魅力
などが考えられます。

方向性を決めたら、先行研究を適宜読み込んでまとめていきましょう。もし思ったような先行研究が集めきれない場合、ふるさと納税に対するニュース記事や、賛成派・否定派それぞれの言説を探して体裁を整えていきましょう。
これで論文としての土台を固められたら、あなた自身の見解や、提案、可能であれば独自の調査(アンケートやインタビューなど)を盛り込むとさらに良い卒論ができあがるでしょう。

レポラボでは税法関係の論文も毎年執筆のお手伝いしております。
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