ジャパンエキスポ

2015-07-06

こんばんは。梅雨が明けていないせいか、7月に入ったというのにまだ少し肌寒い日もありますね。早くカラッと晴れる夏になってほしいものです。

あなたは、2000年から毎年ヨーロッパの国々で行われている日本文化の祭典「ジャパンエキスポ」をご存じですか?
ジャパンエキスポの歴史は、1999年に日本文化の情熱的なファンであった数人のフランス人の若者が、当時のフランスにおいては未開の領域だった「漫画」や「日本の伝統文化」、そして「現代の日本文化」をテーマとしたイベントを開催するという企画を行い、そして実行に移したことに始まります。
第一回ジャパンエキスポは見事成功を納め、毎年順調に来場者数を増やし、2007年にはヨーロッパ最大の日本文化とエンターテイメントの祭典に成長していきました。
2014年の来場者数はなんと24万人を超えていたそうで、今年の2015年の来場者数は245000人が見込まれているそうです。
遠く離れた国々でこんなにも多くの人々に日本が愛されていることを思うと、嬉しくなりますよね。

さて、現在フランスのパリで開催中の2015年ジャパンエキスポにおいて、奈良の社寺での結婚式を手掛ける企業などが、日本の伝統的な結婚式である「和婚」をPRしているそうです。
この企画は「ニッポン花嫁プロジェクト」と名付けられ、日本のブライダル関連会社20社が参加し、日本のブライダル市場への外国人客の取り込みを狙っているそうです。
イベントではステージ上で神前式スタイルでの模擬挙式を行い、白無垢から色打ち掛けへのお色直しも披露しているとのことです。
なぜ日本のブライダル関連会社がわざわざ遠く離れた国で和婚をPRしているのかというと、背景には少子高齢化で先細りする国内市場があります。
特に奈良では県外就業率が全国1位という事情もあってか、奈良県内で婚姻届を提出した夫婦の約7割は県外や海外で挙式や披露宴を行っているというデータもあるそうです。

昨今では、ありがたいことに日本に興味を持ち、日本へ観光に訪れる外国人が増え続けています。
この波に乗って、今回のジャパンエキスポで日本の伝統的な結婚式に興味を持ったたくさんの外国人カップルが日本へ結婚式を挙げに訪れてほしいものですね。

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