森林セラピー

2015-03-31

こんばんは。まだまだ朝晩は冷え込みますが、日中はかなり暖かくなってきて春本番、といった感じですね。
全国各地で桜が咲き始め、今週はお花見に行かれる方も多いのではないでしょうか。
私も明日お花見の予定があるので、とても楽しみです。

お花見に限らずとも、気候の良い春は都会の喧騒から離れてどこか自然の多いところへ出かけたくなりますよね。
あなたは「森林セラピー」という言葉をご存じですか?
「森林セラピー」とは、医学や医療システムを背景にした「森林内での保養活動一般」を指します。
言い換えれば、森林浴がもたらすリラクゼーション効果や免疫機能の改善など、予防医学的な効果を期待するものです。

最近、視覚や聴覚など五感を通して森の癒し効果が感じられるということで、幅広い世代で利用者が増えており、新たな観光資源として森林を活用する動きが活発化しているそうです。
森林セラピーは、「森林セラピーガイド」や「森林セラピスト」と呼ばれる資格を習得したガイドの先導によって、「森林セラピー基地」や「セラピーロード」に認定された森で行われます。
具体的な内容としては、自然の景観を楽しみながら歩くハイキングやトレッキングの要素も含まれますが、目的はあくまでも「健康増進」や「リラックス」なので、ガイドの案内で地面に横になったり、巨木に抱き着いたり、目を閉じて小鳥のさえずりや水の流れる音を聞いたりと、五感で自然を感じるのがポイントだそうです。

また、森林セラピーは、企業や健康保険組合等が取り組む様々な事業における、従業員や組合員の心と身体の健康づくりにおいても活用されています。
企業の新入社員研修にも使われることもあるそうで、もしかしたらこのブログを見ている方の中にも、この春新入社員研修として森林セラピーを体験する方もいらっしゃるかもしれませんね。
新入社員研修の一例としては、森の中でのウォーキングや木を刈るといった作業を通じて、新社会人となる若者にストレスの発散法を身につけてもらう効果が期待されているそうです。

森林がもたらす癒し効果を、この機会にぜひあなたも体験しに行ってみてはいかがでしょうか?
森林セラピー基地は全国に60か所あり、基地によって行う体験も様々なようなので、色々調べてみるのも楽しいと思いますよ!

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