母の日について

2015-05-07

こんばんは。もうすぐ「母の日」ですね。
母の日といえば、母親へカーネーションの花やギフトを贈ることが慣習となっていますが、「どうして母の日に母親へ贈る花は一般的にカーネーションと決まっているのだろうか?」と気になったことはありませんか?
私も深くは知らなかったので、この機会にカーネーションの意味と母の日の由来について調べてみました。

そもそも、母の日の由来については「古代ローマ時代の神様の母であるリーアに感謝を表す春祭りを起源とする説」や、「17世紀のイギリスにおいて、“マザーズ・サンデー”と呼ばれる、イースターの40日前の日曜日に出稼ぎ労働者が母親に会うために帰省していた日を由来とする説」など色々あるそうです。
その国々において、形は違えども「母親を大切にする日」が共通して存在することから、母親を想う気持ちは世界共通ということが分かりますね。

一方、カーネーションの花を贈る慣習は、20世紀初頭のアメリカ、フィラデルフィア州のアンナ・ジャービスという女性からはじまったそうです。
彼女は母親を大変尊敬し、愛していたそうで、母親が亡くなった二年後の命日(1907年5月12日)に教会で追悼式を行いました。
このとき、母親が生前大好きだった白いカーネーションの花を参列者に一輪ずつ渡したことが、母の日にカーネーションの花を贈る起源となったそうです。
彼女の母親を想う気持ちがアメリカ中に広まり、世界中に広まったなんてとても素敵な話ですよね。

また、白いカーネーションは亡くなった母親に、赤いカーネーションは生きている母親に贈ることが大前提としてあるそうです。
それを踏まえたうえで、カーネーションの花言葉を色別に紹介します。

・赤…母への愛、純粋な愛
・白…私の愛情は生きている、尊敬
・黄…軽蔑、嫉妬
・青…永遠の幸福
・ピンク…感謝の心、あたたかい心

いかがでしょうか?同じ花でも色によってここまで意味合いが違うのは驚きですよね。
特に、白はもちろんのことですが、黄色のカーネーションも良い意味合いを持っていないので、例え母親が好きな色であっても注意した方が良いでしょう。
今年の母の日は、少し恥ずかしいかもしれませんが母親へ「花言葉を添えたカーネーション」を贈ってみてはいかがでしょうか?
花言葉を知らない女性も多くいらっしゃると思うので、とても喜ばれると思いますよ。

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