蛍光灯が実質製造禁止される件について

2015-12-02

こんばんは。
12月に入り、卒業論文を執筆中の学生さんはいよいよ作業も大詰めに入ったところでしょうか。
当たり前ですが、卒論には提出期限があります。
決められた日に、決められた形で提出しなければ、どんなにすばらしい論文を書き上げたとしても受理されることはありません。
そのため、この時期にしっかり提出日や提出方法、卒論の形式などの再チェックをしておくことをおすすめします。
ゴールまであと一息です。1日1日を大切に、ラストスパートをがんばってくださいね!

さて、今日のブログのテーマは「蛍光灯の製造禁止」についてです。
朝日新聞によって、11月26日に「蛍光灯、実質製造禁止へ 20年度めど、LEDに置換」という記事が公開されました。
なんでも、同日に安倍晋三首相が、財界幹部を集めて官邸で開いた「官民対話」で省エネ対策の一環として「2020年をめどに、白熱灯と蛍光灯の国内での製造と国外からの輸入を実質的に禁止にする」と表明したそうです。

すでに、パナソニックが同日に、国内で販売するオフィスなどの照明器具について、2019年3月までに蛍光灯をやめ、すべてをLEDに切り替える方針であることをライティング事業の説明会で明らかにしたそうです。
私はこの記事を見たとき、「あとたったの5年で本当に白熱灯と蛍光灯がなくなるの!?」と驚きましたが、大手企業であるパナソニックがこのように表明しているなら、本当なのでしょう。

LEDは、初期費用は白熱灯や蛍光灯に比べて割高ですが、なんといっても省エネに優れており、専用器具を使えば部屋ごとに照明の色や明るさを変えることができます。
私も部屋のほとんどはLEDの照明を使用していますが、電球を交換するという手間が省けてとても気に入っています。
しかし、白熱灯や蛍光灯には、LEDにはない温かみがあるというのも事実です。
実際、LEDの機械的な照明が苦手で、あえて白熱灯や蛍光灯を使用している人も多くいらっしゃることと思います。

政府として省エネなLEDを推奨することは良いと思いますが、白熱灯と蛍光灯を強制的に禁止することは果たしてどうなのかな?と私は少し疑問に思います。
白熱灯と蛍光灯が消えて、全ての照明がLEDになる世界、今後この話題がどのような方向に議論されていくのか注目していきたいところです。

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