バラについて

2014-11-19

こんにちは。
今日はバラのお話です。

ヨーロッパでの、生産、出荷量ではオランダがNO.1。次いでケニア、ジンバブエとなっています。
日本では、国産(日本産バラ)がほとんどを占め、ケニア、エクアドルなどから輸入もしています。

国産バラと輸入バラの大きな違いは、茎のしなやかさと、太さ、また花のしっとり感です。日本の各産地ごとにこだわりがあり、そこでも違いはでますが、基本的にラインがやわらかく、繊細なのが国産の特徴です。香りも豊か。
輸入バラは、頭が大きく茎も太く、棘がしっかりしているものが多いです。しかし、気候からか、配送の関係からか、多少の花弁のパサつきが見られます。年々品質は向上し、日本の小売店でもしっかり咲いてくる品種も増えました。

四季のある国、日本。
日本人独特の感性なのですが、蕾から、開花し、咲ききり、散るまでを美しいと感じます。
海外の方は、今美しいもの➡︎フルブルーム(満開)のものを好みます。
それも、日本と海外のバラ作りに関係してきているとは思います。

また、色合いに関しても、国産のものは微妙なニュアンスの1つ1つ顔が違うものが多いです。微細な違いを楽しめる、日本ならでは、の花作りですね。

また、バラの香りはなんと7種類にも分類されます。
○ダマスク・モダン
○ダマスク・クラッシック
○ティー
○フルーティ
○ブルー
○スパイシー
○ミルラ
それぞれに効能も微細に違いますが、一般的にバラの香りには美容効果、またリラックスの作用があるとされています。

本数での贈り方にも意味を持たせて色々ありますが、一番有名なのはダズンローズ(12本)の花束です。1本1本に「感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠」の意味があります
もともとは結婚式で、プロポーズの再現として、行われました。新郎が参加者から12本のバラを集めて花束にし、新婦に手渡します。新婦はOKの印に1本のバラを抜き取り、新郎の胸にさします。(ブートニアの始まり)
今では、通常のギフトとしてもダズンローズは浸透してきました。

11月は、バラが秋の旬を迎え、最盛期です。色とりどりのバラでフェアも行うお店も多いので、集中力を高める効果のあるハーブと合わせて、卓上に飾って気分転換もいいかもしれませんね。
ずっと文献やパソコンに向かっていると、目も心も疲れてきます。少しだけ、目をあげたらそこに緑が見えるように。落ち着いて、作業に向かえるように工夫していきましょう。

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