就活が長引いて卒論が間に合わない!

2022-05-21

「就活が長引いて卒論が間に合わない!」

毎年寄せられる相談です。就活が本格化する今の時期に先に申し上げます。就活が終わらないことには卒論に本腰を入れられないし、選考や面接などの予定がゼミとも重なって、ゼミを休ませてもらって・・・こんな感じで就活が長引くにつれてゼミや卒論も後ろ倒しになっていくのが、残念ながら毎年見受けられる光景です。

昔と違って、今の先生方は就活に理解もあります。面接や説明会があれば、ゼミよりもそちらを優先させても構わないという方も見えます。また、卒論の指導も空き時間で可能な限り力になってくれるケースもあります。

じゃあ就活を一生懸命やって安心!!!」というわけでもないのに注意しましょう。卒論を始めるのが遅くなればなるほど、テーマ選定や文献調査、アンケート調査などでミスが許されなくなります。一つのミスが命取りになって、他の段取りを進められなくなったり、提出に間に合わなくなったりすることがあります。これではせっかく内定をとっても悲しいことになります。

そこでオススメなのが、テーマだけはちゃんと今のうちから考えておくことです。就活も最初のうちは卒論のこともあまり聞かれません。ですが、選考が進んで役員面接にまでなってくると卒論の話題も増えてきます。なぜか?

役員の平均的な年齢は60歳前後です。つまり、皆さんのご両親よりも少し年上が多いのです。そういった方々にとって、あなたは初対面の相手で何をテーマに話せば人となりや価値観を見抜けるのでしょう?つまり、そもそも共通の話題がほとんどないのです。そのため、卒論で内をやっているのか、どんな問題意識を持っているのかといったことはちょうどいい話題なのです。

さらに言うと、卒論のテーマ決めは大学の先生もすごく力になってくれます。ここをミスすると論文が完成しないからです。テーマ決めで先生と話した内容を覚えておけば、面接のネタにも使えます。卒論は遅かれ早かれ取り組むことになるので、今ならテーマ選定だけでも力を入れて、就活でも話せるようにしておくと効率的です!

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