エルニーニョ現象について
こんばんは。
もうすぐ11月も終わりですね。卒業論文を執筆中の学生さんのなかには、そろそろ焦りを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もし「執筆が思うように進まない…」、「ここからどう進めればいいのか分からない…」と煮詰まってしまっている方がいれば、担当教官に個人的にアポイントを取り、相談することをお勧めします。
「一対一なんて、緊張するし気まずくなりそうで嫌だ!」と思うかもしれませんが、当然ですが卒論には提出期限があります。
無事、来春に卒業するためには、卒論を提出しなければいけませんよね。
勇気を出して行動してみてください。きっと、道は開けると思いますよ。
さて、今日のブログのテーマは「エルニーニョ現象」についてです。
11月10日、気象庁によって、南米・ペルー沖の海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」が続いているために先月は海面水温の平年との差が2.7度と過去三番目までに拡大し、この冬は広い範囲で暖冬傾向が予想される、と発表されました。
エルニーニョ現象という言葉は、あなたも理科の授業などで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?しかし、どんな意味だったのか忘れてしまった方も多くいらっしゃると思います。
まずは、エルニーニョ現象について簡単に説明します。
エルニーニョ現象とは先ほどにも述べたように、数年に一度、南米・ペルー沖の海面水温が平年より高くなってその状態が一年ほど続く現象のことを指します。
エルニーニョ現象が起こると、大気の循環に影響を及ぼし、発生海域だけでなく世界的な異常気象の原因となります。
エルニーニョ現象が起こった年は世界的に干ばつや集中豪雨が多くなり、そのため二次災害として洪水や土砂崩れ、森林火災などが起こりやすくなるそうです。
日本に限定すると、梅雨が長引いて夏は涼しく、冬は暖冬になりやすいと言われているとのことでした。
寒いと外に出たくなくなるので暖冬になることは嬉しいですが、異常気象からの二次災害が起こることは嫌ですよね。
また、気象庁によると「広い範囲で暖冬が予想されているが、冬の天候に大きな影響を与える上空の寒気の動きは予想が難しいため、最新の情報に注意してほしい」とのことです。
この冬はしっかりと天気予報をチェックして、気候に合った服を着て元気に過ごしましょう。