卒論の赤入れが多すぎ!どうしよう?
こんにちは。卒論代行レポラボ代表の山川です。
今日は「卒論の赤入れが多すぎてパニック!」という相談にお答えします。
赤入れとは、卒論を教官に見せて、教官から「ここを直してね」という指示のことです。中間報告や途中経過を見せてと言われ、提出した方はこれから赤入れが返ってくる頃でしょう。
指導教官によって赤入れの量や形式は様々ですが、皆さんのほとんどはびっくりします!
なぜなら、とんでもない量の赤があるからです。あまりにも量が多すぎて、「自分はまったく卒論が書けないんだ」と皆さんの先輩方も意気消沈してきました。中には思い詰めたり、悩み過ぎたりしてきた方も見えました。
でも、自信をなくしたり、自棄になったりすることはありません。皆さんも先輩方も初めてまとまった量の論文を書いているから、ある意味当たり前のことなのです。
教官たちは間違いを見つけたなら、それを指摘しなければなりません。見て見ぬふりをしては、職務放棄になってしまいます。授業料も受け取ってるわけですしね。受け取った対価として、「きちんと仕事をなされているんだ」と思うことにした方が精神衛生にもいいです。
また、赤入れは量が多くても内容は大まかに3つに分かれます。それは、
1引用表記
2誤字脱字、文法
3あなたの意見
以上です。これら3つに冷静に対応していけば赤入れはすみます。
引用表記
ここが一番口を酸っぱくして言われることです。引用を正しく書かないと、あなたの論文が盗作と扱われてしまうからです。引用は堂々とすればいいのです。「引用って良くないんじゃないか」とか変なことを考える必要はありません。あなたの独自性や意見は後半に少しでも提示できればいいからです。
引用は重要な根拠だし論文の土台。
卒論の作成マニュアルや手引きに、作者、タイトル、雑誌名、ページ数、年数などをこの形式で書いてねという部分があります。指導員からの赤入れはその方法のとおりに書いてねというものが大半です。ここは黙って言われたとおりの作業をすすめればいいです。
誤字脱字・文法
これも指導員に言われたとおりに直していけばすみます。ちょっと厭味ったらしく言う人もいますが、メンタルを病んでいる場合ではありません。ここも黙って書き直していきましょう。
あなたの意見
これ、2パターンあります。
1つ目は、
「あなたの意見はなんなの?」
論文全体が資料のまとめになっていて、あなたの言いたいことがまだ見えないケース。別にこれは対して問題じゃありません。
論文って最初に根拠となる先行研究やデータを引用して、土台を固めていくからです。
あなたの意見は、固めた土台を見ながらこれから考えていけばいいです。
「こういうことを言いたいんです!」
「こう考えています!」
こういった主張や考察をこれから盛り込んでいきましょう。
2つ目は、
「あなたの意見に根拠がない」
1つ目と真逆ですね。先行研究のまとめや資料が不足している場合に起こります。あなたの意見がどれだけ素晴らしく、的を射たものであったとしても、それを支持する先行研究や根拠、データなどがなければ、論文では説得力がないのです。
これは、「もっと資料を見つけて引用してね」という指導員からのメッセージです。
以上が赤入れへの対応方法です。たいていの内容は上記のように落ち着いて対応していけば大丈夫です。でも、中には例外もあります。
「どうがんばっても対応しきれないんだけど・・・」
「何回直してもOKが出ない」
そういった場合は、弊社まで「赤入れ対応がうまくできない!」とお問い合わせいただければと思います。あなたの原稿や赤入れの内容を見て、対応を提案させていただきたく思います。