不正に売買されるやせ薬について
こんばんは。卒業論文を執筆中の学生さんのあなた、順調に執筆は進んでいますか?
書きたいことは頭の中にあるのになかなか文章にできないと悩んでいる方は、まずは箇条書きでもいいので文字を書きだしてみることをおすすめします。
箇条書きが難しければ、キーワードだけでも構いません。
書きだして目に見える形にすることで、文章にしやすくなるはずです。
上記のことで悩んでいる方は、一度試してみてください。
さて、今日のブログのテーマは「やせ薬」についてです。
ダイエットは食事制限や運動などをストイックにこなさなければなりません。
生半可な決意で始めれば成功することはないでしょう。
そのため、女性の方は特に一度は「ラクして痩せられたらいいのになぁ…」と思ったことがあるのではないでしょうか?
そんな現代人の弱みに付け込んだ「やせ薬」である、「マジンドール(商品名はサノレックス)」が現在不正に取引され、薬の横流しをした医師が逮捕されるなどして問題になっているようです。
厚生労働省などによれば、マジンドールは重度(BMI35以上)の肥満患者の食事療養や運動療法の補助薬として認可されている医薬品であるとのことです。
その効果は、成分が中枢神経に働きかけて満腹感をもたらすため、摂取エネルギーの吸収を妨げてエネルギー消費を高めることにあります。
しかし、一方では覚醒剤と似た特徴があり、「飲んでいないとなんだか不安」「飲まなければ恐怖に駆られる」といったような精神的な依存性が高くなってしまうという副作用があります。
そのため、マジンドールは麻薬取締法で向精神薬に指定されており、通常は医師の処方がないと入手できません。
もちろん医師も、肥満症の患者の治療目的以外で譲渡することはできないことになっています。
インターネットでマジンドール(サノレックス)を販売している通販サイトは、すべて麻薬取締法違反の可能性があります。見かけても、決して購入はしないでください。
もしすでに購入してしまっていたり、闇医者から処方されてしまっていたならば、今すぐ厚生労働省地方厚生局麻薬取締部に相談してください。
麻薬取締部の取締担当者によると、マジンドールを麻薬の代わりとして利用する人は少なく、純粋にやせ薬として利用する人がほとんどだとのことです。
痩せたいと思うのならば、危険なクスリに頼らず、もっと健康的で安全なダイエット方法を選びましょう。