成人の日

2015-01-13

こんばんは。昨日は成人の日でしたね。新成人の皆さん、おめでとうございます。
このブログをご覧の方の中にも、新成人の方がいらっしゃるかと思います。寒い中、朝早くから身支度をして、成人式に出席するのは大変だったことでしょう。しかし、一生に一度のこの晴れの日、成人式の会場で旧友と久しぶりに再会したりして、思い出に残る楽しい一日となったのではないのでしょうか。
私が成人式に出席したことは遠い昔の出来事のように思えますが、その日の出来事は数年たった今でもしっかりと記憶に残っています。

日本の成人式では、女性は振袖、男性はスーツや袴を着るのが習わしとなっています。
成人の日は、今年は1月12日でしたが、2000年から毎年少しずつ変わっていたことをあなたはご存じでしたでしょうか?
ここから少し歴史の話になりますが、成人の日というのは、「おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝いはげます」の趣旨のもとに、1948年に公布・施行の祝日法によって制定された祝日であり、1948年から1999年の間は毎年1月15日で固定されていたそうです。
どうしてこの間、成人の日を1月15日に制定していたのかというと、この日が小正月であり、かつて日本で行われていた元服の儀(奈良時代以降、男子の成人を示すものとして行われていた儀式)が小正月に行われていたことによるといわれているそうです。
そして、2000年からはハッピーマンデー制度が導入されたことに伴い、成人の日は1月の第2月曜日、つまり、その年の1月8日から14日までのうちのいずれかの月曜日に該当する日に変更されました。
ハッピーマンデー制度とは聞きなれない言葉ですが、これは月曜日を休日とする事により、土曜日・日曜日と合わせた3連休として余暇を過ごしてもらおうという趣旨で制定された制度です。この制度によって毎年移動する祝日は成人の日のほかに、体育の日、海の日、敬老の日があります。

また、意外なことに海外では日本の様に一斉で全国的に祝うような祭典がほとんどないそうです。
しかし、日本のような全国的な祭典はないものの、バンジージャンプをしたり、入れ墨を入れたり、初めて家の鍵を渡されたりと、国によって様々な成人を祝う習慣はあるようなので、興味がある方は調べてみても面白いのではないでしょうか。

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