禁煙外来について

2015-09-14

こんばんは。ここ数日、テレビのニュースでは鬼怒川の水害の件でもちきりですね。
電気も水道もまだ復旧していないということなので、現地の混乱はとても大きくなっていることでしょう。
一人でも多くの住民が救出され、一刻も早く元の生活に戻れることを心から祈っています。

さて、今日のテーマは「禁煙」について書こうと思います。
あなたは2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてタバコがひと箱1000円になるかもしれないことをご存じですか?
政府による受動喫煙対策によるものだそうですが、賛否両論別れそうな話題ですよね。
私は非喫煙者なので大賛成なのですが、値上げが決行されるとヘビースモーカーの方にとってはかなり痛い出費になること間違いありません。

「この機会に禁煙してみよう!」と思ったとしても、自分の力だけでは禁煙に失敗してしまうこともあるでしょう。
そこで利用したいのが「禁煙外来」です。
「禁煙外来」という言葉は、誰もが一度は耳にしたことがあると思います。
しかし、実際どのような治療が行われるのかまでは知らない方も多いのではないでしょうか?

禁煙外来では原則、4ヶ月の間に5回(初回から2、4、8、12週後)の診察を受け、禁煙のアドバイスやニコチンの補助薬を通じて禁煙を目指します。
禁煙しようとしてもどうしてもタバコが吸いたくなってしまうのは、いわゆる「ニコチン依存症」によるものです。
禁煙外来ではニコチンをタバコからではなく薬から補うことによって、徐々に体をニコチン依存の状態から遠ざけることを目的としています。
診察の際は毎回、専用の機械に息を吐くことによってタバコをどのぐらい吸っているのかを検査するそうです。

禁煙外来には、条件付きですが保険適用となる場合もあります。
その条件とは、
(1)1か月以内にタバコをやめたいと思っていること
(2)禁煙治療を受けることに文書で同意していること
(3)1日20本10年以上相当の喫煙歴があること
(4)ニコチン依存症のテストでニコチン依存症と判定されること
(5)以前に禁煙外来を受けたことのある人は、1年以上間隔があいていること
です。
保険が適用されると、治療費は全期間でも、三割負担なら二万円以内で済むそうです。
なかなかタバコがやめられない方は、一度禁煙外来へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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