思考とは(2)
続きです。
言葉にすることで、思考が整理される、ということは、友達に相談事を話しているうちに悩みが解決するのと似ています。
文章にすることは、思考の延長線上なので、希望しなければアドバイスは得られませんが、自問自答という意味で、頭の中においておいたものを視覚化するのは有効であろうと思います。
それが、絡まっていた糸がほどける、ということなのです。
以前記事に書いた「寝かせておく」ことも、文章にして視覚化することで、もう一つの思考場所であるパソコンや紙が「記憶・保存」しておいてくれます。全てが頭の中にあると、忘れることもやはりありますから、せっかくでたアイデアは視覚化しておくことをお勧めします。
アイデア帳、草案というのはとても便利なものです。
思いついた順に綴っておくだけでいいからです。
なんていったって、思考の延長線上ですから、そこではまだこんがらがっていてもいいのです。
視覚化して、何度も見るうちに考えが整理されて、整っていくこともあるでしょうし、そのままこんがらがった事柄もあるかもしれません。でもそれでいいのです。視覚化し、記憶してもらうことに意図がありますから、臆せず出していきましょう。
まとめようとすると、頭の中でこねこねしないといけません。
それは後回しでいいので、こねる材料をまず並べます。視覚化します。
そこから初めていきましょう。
なかなかパソコンの前で文字が紡げない、手が止まってしまう、という方。以上のことを踏まえて、まずは見切り発車でもいいので頭の中にあることを視覚化することを練習していきましょう。
文字にする、言葉にする、視覚化するくせをつけると無駄に悩む時間が減りますし、頭がぱんぱんの状態が減りますから新しい情報が入りやすくなります。
ぜひ、おためしくださいね!