世界最高齢
こんにちは。3月に入って数日たちますが、まだまだ寒い日が続きますね。
気候は寒いですが、温かいニュースを見つけました。
本日3月5日に、世界最高齢としてギネス・ワールド・レコーズ社に認定されている大川ミサヲさんという女性が、117歳の誕生日を迎えたそうです。
大川さんが入居している特別養護老人ホームによると、大川さんは以前に比べると耳が聞こえにくくなり、車いすで廊下を動き回る等運動の回数も減ったものの、健康状態は至って良好で、食欲もあるとのことです。
大川さんは平成25年、114歳の時にギネス社に女性の世界最高齢として認定され、現在は男女を通じての世界最高齢となりました。世界最高齢者が日本人ということは、同じ日本人としてとても誇らしいことだと私は思います。
大川さんは明治31年に大阪市に生まれ、子供3人、孫4人、ひ孫6人に恵まれたそうです。
テレビで大川さんを見たのですが、たくさんの家族に囲まれて誕生日のお祝いをされていて、とても幸せそうでした。
しかし、現在の日本では、少子高齢化が深刻な問題となっています。
総務省によって平成26年9月15日に発表された最新のデータによると、65歳以上の高齢者人口は3296万人で、総人口のなかに占める割合は25.9%となり、人口、割合共に過去最高となったとのことです。
平成25年の調査(65歳以上の高齢者人口:3185万人、総人口のなかに占める割合:25.0%)と比べると、111万人増、0.9ポイント増と大きく増加しており、これは昭和22年~24年の第一次ベビーブーム期に出生した、いわゆる「団塊の世代」のうち、昭和24年生まれが、新たに65歳に達したことによるものと考えられています。
政府も少子高齢化への対策を色々と行っているようですが、私個人の主観ではいまいち効果を感じることができません。
例えば、現在政府は在宅医療・介護を推進していく方針のようですが、在宅での医療や介護サービスには限界があると私は思うのです。
日本ではどんどん医療技術が発展し、これからも大川さんのように元気に高齢を迎える日本人が増え続けることは間違いありません。
高齢者も若者もいきいきと暮らせる社会になるように、政府には慎重に対策を練ってほしいものです。