岸和田だんじり祭
こんばんは。今日でシルバーウィークも終わりですね。
今年のシルバーウィークは5連休と長かったので、長期で海外旅行などへ行かれた方も多かったのではないでしょうか?
しかし、秋の5連休はなんと6年ぶりだったようで、次回秋に5連休となるのは11年後の2026年だそうです。
更に調べてみたところ、来年はシルバーウィークがないそうです。
せっかく最近シルバーウィークという言葉が定着してきたのに、しばらく間が空いてしまうと忘れてしまいそうですよね。
さて、私は先週の日曜日に地元で行われた「岸和田だんじり祭」へ行ってきました。
岸和田の秋を彩るお祭りとして、全国的にも有名ですよね。
だんじり祭とは、お揃いの法被姿の曳き手たちが、「ソーリャ、ソーリャ」の掛け声とともにだんじりを曳いて城下町を疾走するお祭りです。
豪快に曲がり角を回る、名物の「やりまわし」が決まると、見物客は拍手と歓声に包まれます。
今年は9月19日、20日の二日間で開催されましたが、両日ともお天気に恵まれ、絶交のお祭り日和でした。
大きな事故もなかったようで、良いお祭りになったのではないかと私は思います。
岸和田だんじり祭の歴史を調べてみたところ、その起源は約300年前の1703年にさかのぼるそうです。
当時の岸和田藩主であった岡部長泰が、京都の伏見稲荷から神様をお招きして、米、麦、豆、あわ、ひえなどの5つの穀物がたくさん取れるように「五穀豊穣祈願」を行った稲荷祭が岸和田だんじり祭の始まりと伝えられています。
当初の祭礼は現在のような形ではなく、「にわか」や狂言などの芸事を演じ、その後に三の丸神社、岸城神社へ参拝したとの記録が残っているそうです。
また、岸和田にはだんじり祭が二回あることをご存じですか?
テレビなどでも取り上げられ、有名なのは今回の「9月祭礼」なのですが、実は来月にも少し場所を変えて「10月祭礼」が行われるのです。
9月のだんじりは岸和田市の海側の地域で行われ、10月のだんじりは岸和田市の山側の地域で行われます。
10月のだんじりは9月のだんじりに比べて見物客も少なく屋台もほとんどありませんが、だんじりの迫力は9月のだんじりに引けを取りません。
今年の10月祭礼は10月10日、11日の二日間で行われる予定なので、興味がありお近くにお住まいの方は見に行かれてみてはいかがでしょうか?