申年と赤い下着
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
大学四回生のあなた、卒業論文は無事に完成しましたでしょうか?
執筆お疲れ様でした。卒論を完成させたという経験は、きっとこの先の人生のどこかで役に立つと思います。
卒業まであとわずかですが、今のうちにゆっくりして、残りの学生生活を満喫してくださいね。
ただ一つだけ、卒論の提出日や提出方法などは今一度しっかり確認しておくことをお勧めします。
さて、今日のブログのテーマは「申年と赤い下着」についてです。
あなたは年末年始、スーパーやデパートなどで赤い下着が多く売られているところを見ましたか?
私は年末に大きめのショッピングモールへ出かけた際に、赤い下着の特設会場を見かけて驚きました。
男性用・女性用問わず、色々な下着メーカーの真っ赤な下着がずらりと陳列されていたのです。
真っ赤な下着なんて身につける勇気がないと思ってしまいがちですが、あちこちで販売されていることにはしっかりと意味があるのです。
その意味を調べてみたので書いていきますね。
2016年の干支は“申”、つまりお猿さんですね。
申年は、ダジャレのようですが“猿=去る”とも言われており、病が去る、厄が去る、災いが去ると言われているそうです。
そして、猿はお尻が赤いことから、“申年に赤い下着を身につけると縁起が良い”とされているとのことでした。
また、赤色というのは様々な色の中でもとりわけ鮮明で明るく、目立つ色です。
そのため、赤色には古来より“穢れを払い、厄を落とす魔除けの効果がある”とされてきたようです。
神社の鳥居やお地蔵さんのよだれかけも、赤いものばかりですよね。
以上の事から、魔除けの効果があるとされる“赤色”と“猿=去る”を組み合わせ、“申年には赤い下着を身につける”という風習が出来上がったそうです。
面白いものでは、京都の清水寺で祈祷された下着も販売されているようですよ。
興味のある方は、この新年を赤い下着でスタートさせてみてはいかがでしょうか?
きっと赤い下着のご利益で素晴らしい一年になることと思います。