看護・福祉系レポートの書き方2つのコツ

2016-06-26

こんにちは。卒論・レポートの代行添削のレポラボです。

今日からは、具体的な事例や分野を取り上げながら、レポートをどうやって仕上げていくかを紹介したいと思います。まずは、看護や福祉系のものから取り上げます。

看護・福祉系のレポートを出される方には、2種類の方がいます。

1 実務経験がある方(看護師・福祉士など)

2 実務経験がない方(学生)

前者は、多忙な中レポート課題に追われます。実務経験を生かせば、なんとかレポート課題は書けそうだけど、夜勤が連続で入ったり、日ごろの激務で、課題と向き合うのが難しい場合が多くみられます。

後者は、時間こそなんとかねん出できるものの、現場をイメージができず、レポート課題が想定する事例に対応できないという場合が見られます。

状況は大きく異なりますが、あなたがいずれの場合であったとしても、役立つ情報を提供したいと思います。

1 看護・福祉をとりまく環境について

多くのレポート課題の土台となるのが、「そもそも看護・福祉はどこに向かおうとしているのか」という歴史や時代の流れに対する理解です。必ず押さえてほしいポイントが2点あります。

1-1 少子高齢化

日本をはじめ、先進国は少子高齢化の道を歩みます。看護や福祉が抱える問題の根底には、「これから病気になりがちな高齢者の方が増えるにも関わらず、彼らの面倒をみる人は増える見込みが乏しい」という現実があります。ただ、少子高齢化は何も日本だけのことではなく先進国には共通することです。あなたが海外旅行の経験が豊富な場合、「そういえば海外のお年寄りの方はどんな感じだったかな?」ということを思い出されると、着想の手掛かりになるでしょう。

1-2 予算

日本の医療制度や保健制度については、賛否両論あります。これらを議論すると、それだけで何十枚もの論文ができあがりますが、レポラボブログでは割愛します。身近なお医者さんや看護師の方をイメージすると、「お給料がいい」というイメージをもたれるかと思われます。それに対して、介護施設の方にたいしては、医師や看護師ほどではない、とイメージされるかと思われます。簡単にまとめると、「医療や福祉を取り巻く環境の中で、お金の流れをどうすればいいのかという点で明確な答えも制度も出てはいない」ということになります。現場で活躍するためのスキルは当然重要ですが、経済的な問題に関しては、他者や制度に依存する点も大きく、これらの点に関しては議論の余地も多々あるということです。

他にも多々議論すべき箇所はあるのですが、ほとんどのレポート課題で使える内容なので、まずはこの二点についておさえるようにしましょう。

2 自身の業務やケーススタディについて

看護・福祉系のレポートならではの特徴の1つが、実際の看護記録や現場でのケーススタディなど、「事例」を取り扱う点にあります。学生の方も、現場に触れる機会の1つとして、実習などがあります。

こういったケーススタディでもっとも重要なのは「抽象化」です。あなたが今まさに目の前に見える現象や現実を正確に把握し、レポートすることはもちろん大事です。これだけでも合格点にたどりつくケースはありますが、さらに点数を積み重ねるには、抽象化と言って、「他の患者の方にも当てはまる場合があるのか」「他の看護師・福祉士の方にも共有すべきことや問題点はなんだろうか」といったことまで考えることが求められます。

ひとつの問題が起こったのであれば、ここではない他の地域で同様の問題を抱える患者の方や看護師の方がいる可能性は十分にあります。目の前の問題に対応するだけでも十分大変なことではありますが、さらなる高みを目指すうえでは、自身の視点や問題意識も高めることが重要になります。

以上です。上記のポイントを意識するだけでも、レポート課題を手早く、より良い内容に仕上げることが可能になっていきます。

 

レポラボでは毎週のように看護レポートの代行や添削などを承っております。

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