MRJの初飛行について
こんばんは。本格的に寒くなってきて、お鍋が美味しい季節になってきましたね。
卒業論文を執筆中の学生さん、お疲れ様です。
中間原稿で担当教官にダメ出しをされて落ち込んでいませんか?
ダメ出しをされることは恥ずかしいことではありません。
二万字もの文章を書くことなんて今までなかったでしょうし、初めてのことには失敗がつきものです。
指摘された部分を一つ一つ直していき、あなただけの論文を完成させてくださいね。
さて、今日のテーマは「MRJ」についてです。
あなたはMRJとは何か知っていますか?
そう、最近ニュースで話題になっている国産旅客機、三菱リージョナルジェットです。
11月11日、三菱航空機が開発を進めてきたMRJが、5度もの延期を乗り越えて初飛行を行いました。
MRJは「YS-11」以来となる約50年ぶりの国産旅客機であり、なおかつ日本初のジェット旅客機でもあります。
そのため、MRJの初飛行は日本の航空機産業にとって、とても大きな意味を持っています。
MRJは9時35分頃、県営名古屋空港の34滑走路から空へ飛び立ちましたが、そのとき地上では三菱重工業や三菱航空機の関係者はもちろんのこと、MRJを契約済みの顧客やサプライヤーなどのパートナー、官公庁、自治体らの関係者など多数の来賓が初飛行を見守っていたとのことでした。
また、愛知県豊山町の県営名古屋空港や近くの公園などには多くの航空ファンが集まり、なかにはキャンピングカーで数日前から近くに泊まり込んでいた人もいたようで、MRJが飛び立つと辺りからは大きな拍手と歓声が起こったそうです。
この日をずっと待ち望んでいた関係者や航空ファンにとっては、天候にも恵まれて初飛行が無事に行われたことは感無量だったことでしょう。
MRJの初飛行は、一旦北に向かった後に右旋回し、太平洋の遠州灘方面に向かいました。
そして進行方向の調整や上昇、下降などの基本性能を確認し、約1時間半後に同空港に戻ってきたとのことです。
今回の初飛行の成功を受け、MRJは今後受注の拡大が期待されているとのことです。
日本の航空機産業の更なる発展に向けて、三菱航空機には今後も頑張ってほしいですね。