論文代行サンプル:公害と地球環境問題

2018-06-03

こんばんは。論文代行のレポラボです。今日は代行サンプルとして、公害と地球環境問題を取り上げます。環境問題は卒論の題材としても定番中の定番です。先行研究も多く、資料不足で悩むことが少ないからです。でも、どんなテーマにするのか、また、何に絞って論じるのかは難しい分野になるので、「のんびりやればいいや」と大らかに構えず、今すぐ取り掛かった方が無難です。
それではサンプルとしてどんなことを書けばいいのか見てみましょう。

1 サンプル内容

1-1 前提

公害とは、人口増加、都市化などによって、エネルギーや資源の消費が増大することで環境中への排出物が増加し、広い範囲にわたりヒトへの健康被害あるいは生活環境汚染が生じることをいう。日本における公害問題としては、工場、火力発電所、自動車排気ガスなどによる大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、地盤沈下などがある。先述した水俣病やイタイイタイ病の他にも、慢性ヒ素中毒や、石油コンビナートから排出される二酸化硫黄などを多量に含んだ有害ガスが原因で四日市喘息が起こった。現在では、環境省が「廃棄物の処理および清掃に関する法律」を所管して対応している。

→論文で書くときは、「公害が何なのか」定義や説明を盛り込みましょう。それだけでなく、日本でどんな問題が起こってきたのか、今はどうなっているのかを書いていくことで、論文として取り上げる理由を示すことができます。

1-2 文明の発達と環境汚染

地球規模の環境問題に目を向けると、加速度的な文明の発達によって地球上の人々は大量に物質を消費し、あるいはこれまで地球上に存在しなかった物質を大量に作り出すことで地球規模の規模にも深刻な影響を及ぼしつつある。具体的には、地球温暖化・酸性雨・オゾン層の破壊・砂漠化・海洋汚染が挙げられる。

地球温暖化は、二酸化炭素、メタンやフロンなどの温室効果ガスが大量に排出されるようになった結果、地球全体の平均気温や海面水位が上昇した現象である。地球温暖化防止のため、1997年に京都議定書が採択された。

→文明の発達と環境破壊はほぼセットで論じられます。ちょっと想像してみるとわかりますが、人類が狩猟や採取で生きていた時代には環境汚染から程遠かったわけです。農業を始めて土壌を汚染するようになりましたが、近代の工業化、石炭や石油の大量消費から環境汚染が本格的に始まったと考えてもいいでしょう。こういった一連の流れからできたものに京都議定書があるといったことを踏まえて背景を説明していくだけでも論文として文字数を稼ぐことができます。

1-3 様々な環境破壊

酸性雨は、大気汚染物質である硫黄酸化物や窒素酸化物が雨水に溶解して降り注ぐ雨のことである。酸性雨によって、土壌が酸性になり、樹木の衰退や湖沼の酸性化が問題となっている。

オゾン層の破壊によって、地表に到達する有害紫外線が増加することで、皮膚がんや白内障などの増加が懸念されている。そして、フロン回収・破壊が義務付けられた。

砂漠化は、過放牧、過耕作が原因で起こり、貧困や人口増大、食糧不足が問題に背景がある。

海洋汚染は、汚染物質の海洋投棄や船舶からの油や有害物質の流出、海底油田の開発などに伴って起こる。日本は海洋汚染防止のために、廃棄物などの投機による海洋汚染防止に関するロンドン条約を批准している。

→一口に環境破壊や環境汚染と言っても、具体的にはいろんな問題があります。論文として掘り下げていくのであれば、漠然と環境汚染というのではなく、どの問題を扱うのか絞った方が、読むべき資料を減らすこともでき、書き上げる方向性も同様に絞れます。

2 ポイント

これが論文ではなく、800字程度のレポートであれば、上記のように事実を積み重ねていって、特に自分自身の意見をいれなくても作成することができます。完成象が見えなかったとしても、書けるところから書いていくと、少しずつまとまり、提出基準も満たせる場合があります。

ですが、論文ではコツコツ資料を集めて読み込み、あなたの論文に事実を書き足したり、あなた自身の考察を盛り込んで完成に近づけていくことになります。特に環境問題を扱う場合、テーマが大きくなりすぎたり、あなたの日常から離れたものになりがちです。そのため、想像力が追い付かなかったり、急にやる気が出なくなったりします。大事なのは、漠然としてきたときには問題を絞って考えるようにすることです。

おわりに

レポラボでは環境問題のレポートや論文の執筆のお手伝いもさせていただいております。
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