理屈・屁理屈とは
こんにちは。
今日は「理屈・屁理屈」についてお話します。
意味…
1 物事の筋道。道理。「―に合わない」「―どおりに物事が運ぶ」
2 無理につじつまを合わせた論理。こじつけの理論。へりくつ。「―をこねる」
理屈っぽいと人を総称する時は、頭が固いというか、筋道通りでないとならない人のことを指します。
屁理屈は、道理が通ってないことを言いますから、無理やりに、筋道のように見せかけるような時に使われます。
文章を組み立てる時は、筋道をしっかりして、理にかなった話し方(書き方)をしなくてはなりません。
わざと、物語や小説を書く時はこれを崩して書くのも手法としてありますが、通常の論文やレポートではわかりにくいので避けることでしょう。
論文やレポートは読み手、評価する立場の人が読みやすいかどうかがポイントになってきますから、書き手が屁理屈をこねた文章では、意味が通じません。
時系列にそって、文章を組み立てる必要があります。
そのため、テーマや例題をしっかりと理解し、理屈にそって、自分のアイデアを補強していく必要があります。
下調べとして、本筋の文献を用意し、また先行研究を探します。先行研究には、本筋の簡単なまとめがのっていると考え、そちらを読むと大体の外枠ができます。
基本的には、テーマにあった自分のアイデア(仮定)の裏付けをとる感じで文献を探して行くと文章は書きやすいと思います。
通常の考え方や話し方が理屈っぽいというのはどうでしょうか。人の気持ちや感じ方というのは普遍的なものであり、必ずしも筋道を行かなくてはならない場合と、柔軟に考えなくてはいけない場合があります。
文章の場合で、理屈をこねるのはテクニックと捉えて、通常の人間関係にそのまま持ち込まないようにするのがポイントですが、たまにうまく対応できない方もいるかと思います。使い分けをうまくして、円滑な人間関係を築けるようにしたいものです。片方ができるだけでもだめで、文章には文章の、話すときは話すときの言葉使いや言い回し、考え方があることを理解しましょう。
本をたっぷり読むと、その世界に浸って考え方や言い回しが自然に物語調になってしまうことがあります。開き直るとそれはそれでおもしろいのですが、対人の場合、とくに社会に出てからは迷惑をかけてしまうことがあるので、十分に注意したいところです。