卒論の言い回しを身につけよう!~教官の修正に心折れないためにも
2014-09-09
こんにちは。卒論代行・レポート代行のレポラボです。
今日は卒論の言い回しをお伝えします。卒論には卒論ならではの表現があります。あなたも教官から文章の表現をよく直されたり、赤入れされたりしませんか?そういう場合、卒論の言い回しを身につければ、卒論執筆のストレスもだいぶ軽減されるでしょう。
1 「~だと思う」はNG
×「私は山川の言説が正しいと思う」→O「山川の言説が合理的だと考えられる」
感想文や一般的な文章の場合、自分自身の感想を書いても構いません。しかし、卒論では「あなたがどう思うか」は聞かれていないのです。「客観的な事実がどうなっていて、そこからどう考えられるか」が求められます。ですから、「~だと思う」と言いたいときもぐっとこらえて、「~だと考えられる」と主観ではなく客観的な立場の表現を心がけるようにしましょう。
2 引用は明確に
×「卒論には卒論ならではの表現がある」→「山川は『卒論には卒論ならではの表現がある』と述べている」
文献やネットから引用する際には、必ず誰が言ったのかを明確にしましょう。ここを面倒臭がって省略すると、あとで盗作の疑いをかけられることがあります。気を付けてくださいね。
3 あいまいな表現は避ける
× 「夏目漱石の表現はとてもよかった」→「夏目漱石の表現技法は非常に優れている」
本質的には「とても」も「非常に」も同じ意味ではありますが、前者だと表現が稚拙な印象を与えてしまいます。
以上三点がレポラボからのアドバイスです。他にも表現のコツは数多くありますが、まずはこれらの基本的な部分からチェックしてくださいね。
←「レポート課題「講義でもっとも一緒に印象に残ったことについて論じなさい」」前の記事へ 次の記事へ「ケーススタディのレポートの書き方」→