卒業論文のテーマについて

2014-10-22

こんにちは!今回は卒業論文のテーマの決め方についてお話しします。

大学生が卒業論文作成のために、まず初めに取り掛かるのはこのテーマを決めることです。
学部やゼミによってある程度選べる分野が限られてしまう場合もありますが、基本的には卒業論文の内容は個人の自由なので、自由であるがために多くの学生さんが悩んでしまうことでしょう。

今まで提出してきた授業の課題レポートでは、もちろんですが課題、すなわちテーマがあらかじめ決まっています。
それなのにいきなり「さぁ、テーマを考えなさい」と言われても、すんなり決められるはずがありません

まずテーマを決めるコツとしてあるのが、「大きすぎるテーマにしない」ということです。
テーマが大きすぎると論点がぼやけてしまい、膨大すぎる資料によって最終的には手に負えなくなり、そこで思考がストップしてしまい最悪卒業論文が書けなくなってしまうという可能性もあります。
そのため、テーマを決めるときは、小さく、そして具体的にすることを必ず心掛けるべきです。

次に、当たり前ですがテーマは「検証できるもの」でなくてはなりません。
まだ世界中の科学者ですら検証できていないものをテーマにしても、それを就学中に検証し、卒業論文にすることなどできるはずがありません。

最後に、これはコツではないのですが、テーマの内容は「自分の興味があるもの」「自分が知りたいこと」にするべきです。
卒業論文は大学で学んだことの集大成であり、ゼミの後半では特に卒業論文の作成がメインの授業になるでしょう。数年かけて自分ひとりで完成させなければならない論文なわけですから、自分が興味ゼロで別に知りたくもなんともない内容だったら、書いていても全く楽しくありませんし、参考文献などを調べて読むのも苦しいだけだと思います。書き終わって提出した後も、「やっと義務から解放された…」という気持ちしか残らず、達成感や満足感を得ることができないかもしれません。せっかく努力して取り組み、完成させたのに、結果がそれではなんだかもったいなくありませんか?

四年間の大学生活を更に充実させるためにも、「自分が好きで興味があること」をテーマにしてみませんか?卒業論文を完成させるなんて無理!しんどいだけ!と思っているあなたも、意外と楽しんで研究を進められるかもしれませんよ。

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