うるう秒について
新年、明けましておめでとうございます。
本年もレポラボをどうぞ宜しくお願い致します。
こんにちは。
あっという間に正月三が日が過ぎ、今日からお仕事、という方も多くいらっしゃることと思います。
連休明けのお仕事はなかなか気が進みませんよね。
焦って元のペースに戻そうとすると気持ちが空回りして失敗、なんてこともあるかもしれません。
落ち着いて、少しずつでも良いので確実に元の生活に戻すことを心掛けたいですね。
さて、今日のブログのテーマは「うるう秒」です。
今年の1月1日は、全世界で同時に“うるう秒”が挿入され、一秒長い元日となっていたことをあなたはご存じでしたか?
私はインターネットのニュースで見るまで知りませんでした。
“うるう年”はよく聞く言葉ですが、“うるう秒”は“うるう年”に比べると馴染みの浅い言葉ですよね。
この二つの言葉について簡単に調べたのでまとめてみます。
まず、“うるう(閏)”とは、もともと“差し込む”という意味を持っています。
“うるう年”と“うるう秒”は名前こそ似ていますが、お互いの因果関係は特にありません。
“うるう年”とはおなじみ、2月29日があり、1年が366日ある年のことを指します。
太陽暦と地球の自転速度のずれを修正するため、4年に1度設けられます。
直近では、昨年2016年がうるう年でした。
これに対して“うるう秒”とは、世界共通の標準時と地球の自転速度のずれを修正するため、数年に1度挿入されます。
うるう年が「4年に1度」と決まっているのに対し、うるう秒が「数年に1度」と具体的な年数が決まっていないのは、地球の自転速度が一定ではないからです。
うるう秒は1972年に初めて挿入され、今回は一年半ぶりの27回目だそうです。
また、元日に挿入されたのは2009年以来とのことです。今年はとても貴重な元日だったということですね。
日本では、1月1日午前8時59分59秒と9時0分0秒の間に、通常はない「8時59分60秒」が挿入されたそうです。
この瞬間を見られなかったことが悔やまれますが、次のうるう秒挿入時はぜひデジタル時計を見たいと思っています。