ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
こんばんは。寒い日が続きますね。早く暖かくなってほしいものです。
さて、1月22日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、「エヴァンゲリオン」「進撃の巨人」「バイオハザード」「モンスターハンター」の4作品をテーマにした期間限定のイベント「ユニバーサル・クールジャパン」を報道陣に公開しました。
全体で十数億円を投じ、園内のイベントスペースなどを使って1月23日から5月10日まで開催するとのことです。
去年ハリー・ポッターエリアがオープンするなど盛り上がりを見せるUSJですが、1月30日から入場料が6980円から7200円に値上げされることをご存じでしたでしょうか?
実はこれまでも少しずつ値上げを続けてきたUSJの入場料ですが、さすがに7000円を超えると高く感じますね…。
もし、あなたが「度重なる値上げをしてもなお行きたくなるUSJの魅力」について卒論を書こうと思っているならば、以下のような考察が必要となります。
一つ目は、年間パスの存在です。
USJでは、19800円で年間パスを販売しています。年に三回USJに行けば元が取れる計算となっています。
実は年間パスの料金も少しずつ値上げはしているのですが、東京ディズニーランドの年間パス53000円に比べればかなり格安に感じますね。
二つ目は、今回のユニバーサル・クールジャパンのように、他のテーマパークではあまり扱われることのなかったアニメやゲームを題材としたイベントを定期的に行っていることです。
例えば東京ディズニーランドでは、ディズニーの世界観をとても大事にしているので、このようなイベントを行うことはありませんよね。
良くも悪くも「なんでもあり」がUSJの魅力の一つであることは間違いありません。
三つ目は、アトラクション内だけでなくパークの一部エリアを除いた全体がアトラクション化する、ハロウィン・ホラーナイトの存在です。
ここ数年で入場者のコスプレが定着しつつあるこのイベントですが、パーク全体にゾンビが徘徊するといったテーマパークはこれまでなかったように思えます。
また、ハロウィン期間限定のアトラクションは「呪怨」「チャイルド・プレイ」など、完全に大人向けの内容となっていて、これもテーマパークとしては斬新な取り組みだと思います。
以上のように、USJはかつてのテーマパークの概念にとらわれず、次々と新しい取り組みを行い続けています。これがUSJの魅力、つまりは成功の理由ではないでしょうか。