成人式
こんばんは。
大学四年生の皆さんは、そろそろ卒業論文の提出日が迫ってきているころでしょうか。
卒論を書き上げてみてどうですか?
最初は「二万字の論文なんて書けるはずがない!」と思っていたかもしれませんが、コツコツと少しずつでも進めていけば意外と書けるものでしょう?
「卒論をきちんと完成させた」という経験は、きっとこれからの人生で役立つことと思います。
自信を持って、春からは社会人として頑張ってくださいね!
さて、今日のブログのテーマは「成人式」についてです。
今日は成人式ですね。新成人の皆さん、本当におめでとうございます。
私は、今日地元のスーパーで振袖を着た可愛らしい女性とそのご家族を見かけて、幸せをおすそ分けしてもらったように感じました。
毎年、成人の日には日本中で成人式が当たり前のように行われていますが、そもそも成人の日の意味や由来は何なのでしょうか?
簡単に調べてみたので、書いていきますね。
成人の日が初めて法律で定められたのは、1948年でした。
「1月15日は、おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」として、制定されたそうです。
現在は、2000年に制定されたハッピーマンデー法に基づいて、1月の第2月曜日に改正されています。
成人式では、女性は振袖、男性はスーツや羽織り袴を着用し、市長からお祝いの言葉を贈られることが一般的となっています。
それでは、1948年より前には成人式はなかったのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。成人を祝う風習は古来から日本に存在していました。
男性は、髪を結い、冠や烏帽子をつけ、服装を改めることによって成人したことを周囲に示していました。
一方、女性の場合は、“裳”という衣服を身に付ける裳着、髪を結い上げる髪上、歯を黒く染めるお歯黒付けを成人の儀礼としていました。
時代は進み、明治以降になると男性は徴兵制度によって兵役につく義務を課せられました。
兵役につくためには徴兵検査を受ける必要があり、この徴兵検査が実質成人式の意味をもち、その後の成人式制定のきっかけとなったそうです。
そして、戦後には兵役の義務がなくなり、1948年の“国民の祝日に関する法律”によって「成人の日」が晴れて正式な祝日と定められたそうです。
形は変わってはいるものの、新成人を祝う心は古来からずっと変わらないものなのです。
新成人の皆さんが、ここまで育ててくれたご両親への感謝の気持ちと「大人になった」という自覚をしっかりと持ち、自信を持っておとなとしての一歩を踏み出せることを願っています。