漂着ゴミ問題について

2014-12-04

こんにちは。

今日は海の漂着ゴミ問題について。

”生物の中には、人工のごみとエサの区別ができずに、間違えてプラスチックを飲み込んでしまうものもいます。こうした誤飲・誤食を繰り返す個体は、ごみが、胃などの消化器にたまり続け、エサを食べることができなくなり、死んでしまう場合もあります。”
”生き物の中には、好奇心でごみに近寄ったり、ごみの蔭に集まる魚を食べようと近づき、ごみが体の一部にひっかかってしまうものがいます。
ごみの多くがプラスチック(化学繊維)素材のため、とても丈夫であり、簡単にはずれることはなく、人間のように手を使ってはずすこともできません。プラスチックという素材だけでなく、その形状にも注意が必要です。”

http://www.jean.jp/m-litter/matter02.html より

波打ち際には、プラスチックや、ペットボトルのゴミばかり。
分解されずに、台風などのあとに打ち上げられるそうです。

観光地では、ビーチを綺麗にかつ安全に保つためにも、この漂流➡︎打ち上げられたゴミを回収、清掃しているそうです。

 

潮の流れにそって、各地のゴミが流れ着くそうなので、ピンポイントにそのビーチだけがなんとかすればいい問題じゃないのがやっかいですね。

 

では、何ができるか?

・ゴミを出したら持ち帰る➡︎個人でも可能ですね

・ビーチクリーン(ゴミ拾い)をする➡︎団体で企画してるものにのっとってやってみるのもいいかもしれません

 

 

神奈川県では、年間15万人ものボランティアビーチクリーナーがいます。団体で行う場合は作業に必要な、ゴミ袋、トングの貸し出しも行っており、集めたゴミは回収して集積所に持って行ってくれるので気軽に参加できるのです。

また、不意に起こる津波などの災害などに備えてのマニュアルも作成し、共有しているとのことです。

 

各自治体によっても違うかとは思いますが、漂着したゴミによる怪我や、生き物への被害を減らすために、個人からでも気軽に参加しやすいビーチクリーンをもっとイベント化して、たくさんの人を呼び込む必要がまだまだあると感じました。

 

夏のビーチでのイベントはたくさんあるので、春や秋、冬などのオフシーズンにも人を集め、活気ある活動にしていくためにまだまだ可能性があると感じられます。

 

大学のマリンサークルなど、若い人が積極的に関わると、根付くのが早いのではないのかと思います。例としては、今いろいろ流行っているランニング(カラーラン、ネオンランなど)を参考にできるのでは、と思います。

 

このページの上へ
お問い合わせはコチラ
Copyright(c) 2014 レポラボ All Rights Reserved.
Top