食品への異物混入事件
最近、食品への異物混入事件が連日ニュースで取り上げられていますね。
ペヤングのやきそばにゴキブリが入っていた件に始まり、マクドナルドの商品に混入物(混入物が多すぎるので省略します)、ロッテのガムにハエ、ワタミの宅食弁当にネジなど、たくさんの異物混入事件が問題となっています。
いくらなんでも急に同じような事件が増え過ぎじゃないか?と不思議に思ってしまいますが、きっと今までは表面化されていなかっただけで、異物混入事件は一定数あったのでしょう。
いくらきっちりと対策していても、作業するのは人間ですから、「完璧」ということはありえないのです。人間ではなく機械が作業しているとしても、故障などによってパーツの一部が混入してしまう可能性は十分に考えられます。
私も実際に数年前、とあるホテルのレストランで食事をした際にサラダに虫がついていたことがありましたが、店員には報告せずそっと虫をよけて食べました。私のような経験をされた方は、このブログを読んでくださっている方の中にも多数いらっしゃることと思います。
今回の連日のニュースでは、不自然なほど大々的に異物混入事件が取り上げられています。特にマクドナルドへの風当たりがきつく、少しやりすぎなのでは…?と思ってしまうほどです。
なぜこんなにも大きな問題になってしまったのかというと、一番の理由はマスコミの集中砲火が考えられます。
マスコミが集中砲火し、世間の注目を異物混入事件に集めたことにより、ツイッターなどで「私の商品にも異物が入っていた!」と今まで水面下に潜んでいた問題が一気に世界中に拡散されたのだと思います。
また、ツイッターなどを使って誰でも発信者となれる現代だからこそ、問題は更に大きくなってしまったのでしょう。
もちろん、異物が入ってしまう環境で商品を製造しているということは、食品を扱っているうえで許されることではありません。
しかし、マスコミに煽られ、全ての食品に不信感を持ってしまっては元も子もありません。神経質になりすぎてしまうと、食べられるものがなくなってしまいます。
インターネットが世界中で普及し、情報が氾濫している現代社会だからこそ、私たちは「自分」というものをしっかり持って、情報の波に流されないように気を付けるべきだと私は思います。