トワイライトエクスプレス&北陸新幹線
こんばんは。ここ数日、ニュースでは3月12日に引退となった大阪駅と札幌駅を結ぶ国内最長路線の寝台特急「トワイライトエクスプレス」と、3月14日に開業を迎えた北陸新幹線「E7系」の話題で持ちきりですね。
トワイライトエクスプレスの運行は1989年7月に始まり、25年にわたって走り続けてきました。
大阪駅を正午前に出発し、福井、金沢、富山などの日本海沿いの駅に停車し、札幌駅まで約22時間かけて走っていたそうです。
そして、運行距離は1495.7キロと、国内で最も長い列車でした。
トワイライトエクスプレスは、そのシックな濃緑色の車体や、豪華な個室寝台や高級ホテルのような食事・サービスなどが鉄道ファンらから愛され続けてきたそうです。
週4往復の臨時列車でしたが、年末年始や大型連休期間は毎日運行されるほどの人気もあったそうですが、今回は車両の老朽化で惜しまれながらの引退となりました。
経年劣化は仕方がないこととはいえ、ひとつの歴史が幕を閉じてしまうのは寂しいものですよね。
一方、E7系は北陸新幹線の長野~金沢間が3月14日に開業するために新しく作られた車両です。
ニュースでも報道されていましたが、「和」をコンセプトとし、インテリア・エクステリア共に洗練されたデザイン、ゆったりとしたシートや飛行機で言うところのファーストクラスである「グランクラス」の存在など、魅力いっぱいの車両となっています。
また、デッキには桜や満月、雷鳥などの日本と北陸の四季を表現した飾り柱がしつらえてあるそうです。北陸新幹線開業に合わせて金沢駅も「和」をコンセプトとして大幅なリニューアルをし、すみずみまで「和」にこだわった北陸新幹線、特に鉄道ファンでもない私ですが「かっこいい、乗りたい!」とさえ思ってしまいました。
最近では格安航空会社の参入などで、新幹線より飛行機の方が安い場合もあるため、旅行や出張などの交通手段として新幹線より飛行機を選ぶ人も増えていますが、新幹線や列車にはなんといっても車窓から移りゆく景色を眺める楽しみがあります。
少しずつ暖かくなってきて、春はもう目の前です。
今年の行楽シーズンは、皆さんも新幹線や列車を利用してみてはいかがでしょうか?新しい出会いがあるかもしれませんよ。