ペットと入居できる老人ホーム
こんにちは。
昨日、急加速して列島を横断していた台風18号ですが、温帯低気圧に変わったそうです。
そのため、今日は全国的に台風一過の青空が広がり、地方によっては30℃を超える季節外れの猛暑日となりました。
私が住む大阪でも、本当に10月?と疑いたくなるような真夏日でとても暑かったです。
しかし、来週には秋らしく気温がガクッと下がる予報が出ているので、みなさん体調には十分注意してくださいね。
さて、今日のブログのテーマは「ペットと入居できる老人ホーム」についてです。
あなたはペットを飼っていますか?私は鳥が大好きで、今は文鳥一羽を飼っています。
ペットを飼っている方の多くは、ペットはただの“動物”の域を超え、“家族”の一員であると感じているでしょう。
しかし、高齢者でペットを飼っている方のなかには、自分の身体が不自由になり、ペットの十分なお世話をすることができなってしまうかもしれないという不安や、もし自分が先に死んでしまったらどうしよう…という不安を抱えている方も多くいらっしゃることと思います。
そんな、ペットを愛する高齢者をターゲットにした老人ホームなどの施設が最近少しずつ増えているようです。
なかでも、この取り組みが広がるきっかけとなったのが、神奈川県横須賀市にある特別養護老人ホーム「さくらの里山科」です。
こちらの特養ホームでは、「入居前に飼育していたペットで、犬か猫であれば一緒に入居することが可能」であり、もし飼い主が先に亡くなってしまったとしても、そのペットを施設で最期まで面倒を見るという信念のもとに経営しているとのことです。
平成24年に開所した4階建てのホームの2階部分が犬や猫と一緒に入所できるスペースとなっており、現在は40人が計15匹の犬や猫と幸せに暮らしているそうです。
ペットの餌代や治療費は実費で負担となりますが、世話代はかからないとのことなので、ペットを飼っている高齢者にとっては、とてもありがたい制度ですよね。
なお、動物たちの世話は、動物好きの職員や地域のボランティアが行っているとのことでした。
今後も、こちらの老人ホームのように、時代に合わせた新しい制度を取り入れた施設がどんどん現れることでしょう。
自分が高齢者になったとき、どのような老人ホームが現れているのか…想像してみると面白いかもしれません。