イースターについて
こんにちは。やっと全国的に暖かくなり、桜の季節になりましたね。
お花見は、気の合う仲間と一緒に桜の木を囲み、お弁当を食べたりお酒を飲んだりと、とても風情のある素敵なイベントですよね。
毎年この季節になると、日本人で良かったな~としみじみ思います。
さて、話は変わりますがあなたは「イースター」というイベントについて知っていますか?
近年、この季節になるとよく街中で目にする言葉ですよね。
私の主観では、イースターは元々日本ではそこまで知名度のあるイベントではなかったように思えます。
しかし数年前から関東地方では東京ディズニーリゾート、関西地方ではユニバーサル・スタジオ・ジャパンが、このイベントをパークの定番のイベントとして行い始めたことにより、徐々に日本に浸透しつつあります。
私は、母がキリスト教(カトリック)の信者だったので小さいころよく教会に連れて行ってもらっていたのですが、イースターというと「いつもの教会のミサの後に、殻に可愛い絵が描かれたゆで卵を中心とした軽食をみんなで食べる日」というイメージが今でも強く残っています。このゆで卵が、いつも家で食べるゆで卵より何故か美味しく感じられて大好きでした。
イースターといえば「たまご」と「うさぎ」のイメージを思い浮かべる方が多いと思いますが、イースターの意味や歴史については知らない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
私も詳しくは知らなかったので、簡単に調べてみました。
イースターとは、十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが三日目に復活したことを記念したお祭りで、キリスト教においてはクリスマスなどと並ぶ最も重要なお祭りのひとつです。その由来からイースターは「復活祭」とも呼ばれています。
イースターには、イースター・エッグと呼ばれる彩色や装飾を施されたゆで卵が出されます。国や地域によっては、イースター・エッグを庭や室内のあちこちに隠して子供たちに探させるといった遊びも行われるそうです。
たまごがモチーフに使われる理由は、たまごは生命の始まりを象徴していることからです。
鳥の雛が長い時間をかけてたまごの殻を破って産まれてくることと、一度亡くなったイエス・キリストが暗闇から復活したことを重ねているそうです。
また、うさぎがモチーフに使われる理由は、うさぎは古来より繁栄・多産のシンボルとされていることからです。
あと数年もすれば、ハロウィンと同じように日本でもっとイースターが定着するかもしれませんね。
キリスト教徒でなくても、豆知識として由来を知っておくとよりイースターが楽しめるのではないでしょうか?