卒論-10月までに進めておきたいこと
こんにちは。卒論代行・論文指導のレポラボです。
9月も残すところ1週間となりました。卒論は順調に進んでいますか?中にはまだ学校が始まっていなかったり、教官の指導も本格的になっていない方もいるでしょう。12-1月が卒論の締切だと、使える時間は残り3か月程度です。長いようで、あっという間なのです。ですから、今のうちにここまではやっておきたいということを本日はお伝えします。
10月までに進めておきたいことは2つあります。
1 大まかな卒論の章立て作成
すでに終わっている方なら安心ですが、それぞれの章や節でどういったことを書くか、また、どんな資料を使うかまで決まっていますか?
ここまで進めておくと、後々楽になります。
テーマは仮に「東芝の不正会計とライブドアの比較」としましょう。個人的には、いろいろな政治的な思惑も絡むし、結論をどこに持っていくかも難しいので、卒論のテーマとしてはオススメできません。修論だと時間もかけられるのでなんとかなりますが、初めて論文を書く方には難易度が非常に高いです。しかしながら、初めて論文を書かれる場合、どうしても大きいテーマを選びがちなので、このケースで章立てを立ててみましょう。
・はじめに→東芝の不正会計が話題になった。過去の日本の不正会計を見ると、ライブドアのように逮捕者が出るケースもある。東芝の不正会計はライブドアよりも規模が段違いに大きいし、どうなるのか興味を持った。
ざっとこんな感じで研究しようと思った動機や、過去の事例との比較を盛り込みます。
・1章→先行研究や過去の不正会計の歴史や事実を整理
これまでどういった歴史があったのか、また、それらの歴史に対して過去の研究者の先生方はどんなことを言っているのかといったことをまとめていきます。これであれば、調べてまとめていくだけで枚数も稼げます。
・2章→東芝とライブドアの比較
これらは図書館や書店で入手できる文献をまとめていくといいでしょう。もしあなたが経営関係も学んでいるのであれば、東芝の有価証券報告書をedinetから入手して分析すると研究の質も一気に高まります。
・3章→考察
これまで調べたことをまとめて、あなたの意見を論じます。
もう少し章を増やすと、よりよい論文になる道筋が見えてきます。
2 資料集め
「資料はだいぶ集めた!」という方も、集め漏れがないか再度確認しましょう。あなたが研究しようとしている分野で、大御所の先生の文献が抜けていると、指導教官から厳しく突っ込まれる場合があります。
それから、本文もできる限り書き進めましょう。コツは、書き進めやすいところから書いていくことです。どうしても思い悩んだら、手元の文献を眺めながら、参考文献リストを埋めていくだけでも進んでいる実感がわいてきます。
以上がこの時期におけるアドバイスです。