就活で好評な卒論のテーマは?!
今日は就活で高評価を得られる卒論のテーマについてお話します。
まず、企業にとって身近なテーマだと話が伝わりやすく好評です。例えば、食品系の企業であれば「日本の農業や自給率改善の取り組み」「食品廃棄」。これらのテーマは企業の活動とマッチします。ゲーム関係の企業であれば、「文学作品」「絵画作品」に関するものも実は評価を得られます。なぜなら、過去の作品の世界観はこれから作るゲームの世界観の参考にもなるからです。
「でも、自分の卒論は全然企業と関係ない・・・」それでも大丈夫です!
その場合は、「テーマを選んだ理由がしっかりしている」「あなたの問題意識がわかる」「何も知らない第三者に丁寧に説明している」この三点がポイントになります。つまり、仮に企業の活動と卒論が関係なくても評価を得られるし、逆にこれらのポイントを押さえていないと、マイナス評価されることがあるのです!
企業と関係ないテーマの場合、ほとんどの採用担当者はあなたが卒論でやろうとしていることを詳しく知りません。例えば「スペイン風邪と第一次世界大戦」というテーマを例にしましょう。ほとんどの人にとって「スペイン風邪ってなんだっけ?」「第一次世界大戦ってもう百年以上前の話だったよね?」そのくらいの理解です。だから、いきなりサラエボ事件とか専門用語を出しても話が伝わりません。
大事なのは、今の世の中とどうつながっているのかを盛り込むことです。具体的には、スペイン風邪は現代で言うならコロナ。第一次世界大戦はまさにロシアによるウクライナ侵攻です。固有名詞や戦っている相手こそ異なるものの、疫病と戦争。今まさに起こっていることが、百年以上も前に起こっていたこと。その当時の人たちが何を考えて、どのように行動していったのか。そういったことを現代とつなげていくことで、面接の場でも相手の興味関心をひきやすくなります。
相手の反応も見ながら研究テーマを話せると評価も得られるでしょう!