ソープカービング
こんばんは。あなたは「ソープカービング」をご存知ですか?
ソープカービングとは、一言で言えば名前のとおり「石けんに彫刻をすること」なのですが、このソープカービングが最近女性の間で人気だそうです。
「カービング」の歴史は、タイの伝統手工芸の「フルーツ&ベジタブルカービング」と呼ばれていた、果物や野菜を材料にした彫刻から始まります。
もともとは王様のための宮廷料理を華やかに飾るために生まれたこの彫刻ですが、なんと700年もの歴史があると言われているそうです。
そして、現代ではこの「フルーツ&ベジタブルカービング」と同じ手法で石けんを材料にした彫刻を、ソープカービングと呼んでいます。
果物や野菜は日持ちしませんが石けんなら長期保存も可能になりますし、しばらく飾った後は普通に石けんとして使えるので実用性もあるところが嬉しいですよね。
石けんの削りかすも、ネットに入れれば有効活用できるそうなので、とてもエコなハンドメイド作品だと言えます。
また、「ソープカービング」などで画像検索などをしていただくと、その繊細さ、美しさに驚かれると思いますが、彫り上げる道具は基本的にはカービングナイフ一本だそうなので、これだけの作品がたった一本のナイフでできてしまうという点にも驚きです。
最近では、タイのカービング技術を身につけた日本人講師などによって、ソープカービングの教室も増えているそうです。
タイでは伝統的な「花鳥風月」などをモチーフに彫ることが多いそうですが、日本では日本人が好む、かわいいケーキなどをモチーフに彫ることを取り入れているそうです。
さらには、ソープカービング検定やフルーツカービング検定なども行われているそうなので、今後はフラワーアレンジメントやお菓子作りのようにどんどん日本でも普及していくかもしれませんね。
ソープカービングの教室では、一つの作品は大体二時間程度で完成するそうです。
まだ母の日のプレゼントを何にしようか決めていない方は、この機会にソープカービングに挑戦してみてはいかがでしょうか?
可愛いデザインが彫られた石けんをプレゼントされたら、女性なら年齢を問わず誰でも嬉しいはずです。