七夕の由来について

2016-07-07

こんばんは。
私が住んでいる大阪では、ここ一週間ほど最高気温30℃以上の真夏日が続いています。
おまけにずっと雨も降っていないので、もう梅雨明けしたのかと思ってしまうほどです。
毎日洗濯物を外干しできるのは嬉しいですが、外出から帰るたびに汗だくになってしまうので、もう真夏日は勘弁してほしいです。
全国の天気予報を見ると、近畿地方以外は梅雨らしく雨が降っている日もちらほらあるようですね。
例年、梅雨明けは7月半ば~末くらいだったと記憶していますが、今年の梅雨明けはいつになるのか密かな楽しみでもあります。

さて、今日は7月7日、七夕ですね。
私は今日息子とプレ幼稚園で七夕飾りを作り、笹に結んで持って帰ってきました。
七夕は、日本ならではの季節感が感じられるイベント、と言った感じで素敵ですよね。

七夕といえば皆様ご存じのとおり、笹を飾り付け、短冊に願い事を書くというのが定番です。
しかし、「どうして短冊に願い事を書くと、願いが叶うと言われているの?」と聞かれるとあなたは答えることができますか?
私は七夕について詳しく知らなかったので、簡単に調べてみました。

七夕の由来は三つあり、それらが合わさったものであると言われています。
一つ目は、中国から伝わった、織姫と彦星で有名な「七夕(しちせき)伝説」です。
これは説明不要ですよね。
二つ目は、これも中国から伝わった、「乞巧奠(きこうでん)」という風習です。
この風習は、上記の七夕伝説に由来します。
織姫は機織りが非常に上手だったそうなので、それにあやかり旧暦7月7日に針仕事や織物の上達のお祈りをするようになったとのことです。
三つ目は、古来より日本で行われていた、「棚機女(たなばたつめ)」と呼ばれる禊(みそぎ)の行事です。
これは、「棚機女」と呼ばれる選ばれた乙女が、川などの水辺にある機屋(はたや)にこもって神様のために着物を織り、棚に供えて、秋の豊作を祈って人々の穢れを払うというものでした。

「短冊に願い事を書く」という風習は、上記の二つ目の「乞巧奠」に由来していると言われています。
元々、針仕事や織物の上達を願うところから始まった風習ですが、次第に書道などの芸事全般の上達を願うようになり、そして現在では様々な願い事をするようになったとのことでした。

今晩は、晴れていれば夜空を見上げて織姫の「ベガ」と彦星の「アルタイル」を探してみてはいかがでしょうか?

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