岸和田だんじり祭

2016-09-21

こんばんは。昨日は全国的に台風16号の影響で大荒れの天気となりましたね。
電車や新幹線が止まり、通勤に影響が出た方も多くいらっしゃったことと思います。
学生さんは学校が休校になったりしたのでしょうか?
自然災害は避けられないことですが本当に危険ですので、出来る限りの自衛をしたいところですね。

さて、私の地元では先週の土日に「岸和田だんじり祭」が行われました。
私は土曜日だけ見に行ったのですが、岸和田の秋を彩るお祭りとして全国的にも有名ですよね。
南海岸和田駅前はたくさんの観光客でにぎわい、人をかき分けて歩くのもやっと、といった感じでした。

だんじり祭とは、お揃いの法被姿の曳き手たちが、「ソーリャ、ソーリャ」の掛け声とともにだんじりを曳いて城下町を疾走するお祭りです。
豪快に猛スピードで曲がり角を回る、名物の「やりまわし」が決まると、見物客は拍手と歓声に包まれます。
今年は9月17日、18日の二日間で開催されましたが、両日とも直前まで雨予報が出ていたのにもかかわらず、なんとかお天気が持って本当に良かったです。
また、大きな事故もなかったようで、良いお祭りになったのではないかと私は思います。

岸和田だんじり祭の歴史を調べてみたところ、その起源は約300年前の1703年にさかのぼるそうです。
当時の岸和田藩主であった岡部長泰が、京都の伏見稲荷から神様をお招きして、米、麦、豆、あわ、ひえなどの5つの穀物がたくさん取れるように「五穀豊穣祈願」を行った稲荷祭が岸和田だんじり祭の始まりと伝えられています。
当初の祭礼は現在のような形ではなく、「にわか」や狂言などの芸事を演じ、その後に三の丸神社、岸城神社へ参拝したとの記録が残っているそうです。

ところで、あなたは岸和田にだんじり祭が二回あることをご存じですか?
テレビなどでも取り上げられ、有名なのは今回の「9月祭礼」なのですが、実は来月にも少し場所を変えて「10月祭礼」が行われるのです。
9月のだんじりは岸和田市の海側の地域で行われ、10月のだんじりは岸和田市の山側の地域で行われます。
最寄り駅はJR阪和線の東岸和田駅ですので、交通の便も比較的良いかと思います。
10月のだんじりは9月のだんじりに比べて見物客も少なく屋台もほとんどありませんが、だんじりの迫力は9月のだんじりに引けを取りません。
今年の10月祭礼は10月8日、9日の二日間で行われる予定なので、興味がありお近くにお住まいの方は見に行かれてみてはいかがでしょうか?

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