神戸ルミナリエ
こんばんは。
卒業論文を執筆中の学生さん、作業は順調に進んでいますか?
もうやっている方も多いと思いますが、論文は書きかけでも作業が進むたびにプリントアウトし、“紙”という形に残しておくことをお勧めします。
何故なら、パソコンやUSBにしっかり保存していても、ある日突然、何の前触れもなくデータが消えてしまうことがあるからです。
数年かけて書き溜めていた大事な論文が、提出間近のこの時期に一瞬で消えてしまうなんて、想像しただけでもこんなに恐ろしくて悲しいことはないですよね。
最悪の事態を防ぐために、自分でできる対策はしておきましょう。
さて、今日のブログのテーマは「神戸ルミナリエ」についてです。
12月4日、冬の神戸の夜をまばゆい光で彩る「神戸ルミナリエ」が今年も開幕しました。
関西にお住まいの方にはおなじみのルミナリエですが、それ以外の地方にお住まいの方にはあまり知られていないイベントかもしれないので、簡単に説明しますね。
神戸ルミナリエは震災により犠牲になった6434人という多くの命への慰霊と鎮魂、そして神戸の復興・再生への希望を託した「送り火」として、震災の年の平成7年12月にスタートしました。
神戸市中央区の旧外国人居留地や東遊園地を約20万個の電球で彩っている神戸ルミナリエですが、毎年新たなテーマが設定され、そのテーマに沿ってデザインが毎年変わっていることをあなたはご存知でしたでしょうか?
21回目となる今年のテーマは「心の中の神戸」だそうです。
“市民らの思いが、地震で傷ついた神戸を美しい文化都市へと再生させ、今後も希望の象徴として心の中で輝き続ける”とのメッセージが込められているとのことでした。
なんとも前向きで明るく素敵なテーマですよね。
今年の開催期間は、12月4日~13日までの10日間です。
震災から20年が経過し、運営に必要な資金集めが難しくなっていることから開催期間は去年より2日短くなっており、回廊も去年より約80メートル短い約190メートルとなっているそうです。
消費税の増税などもあり、今後も厳しい運営が予想されるルミナリエですが、震災を風化させてしまわないためにも、どんな形であれ後世に残るイベントであり続ければいいなと私は思います。