大人ぜんそく

2015-08-10

こんばんは。
世間はお盆休みですが、こう毎日暑いとなかなか外出する気になれません…。
行楽に出かける予定の方は、熱中症には本当に気を付けてくださいね。

今回は「ぜんそく」についてお話しします。
あなたはぜんそくを“子どもの病気”だと思っていませんか?
ところが、近年では大人になってからぜんそくを発症する「大人ぜんそく」の患者が増えており、約30年前と比べると3倍にも増加しているそうです。
しかも、年間で約2000人の患者が亡くなっているということなので、怖いですよね。
実は私も「大人ぜんそく」患者の一人で、20代前半のころに初めてぜんそくを発症し、最近では落ち着いていますが当時はしょっちゅう吸入器のお世話になっていました。
大人の場合、ぜんそくの初期症状は「咳」であることが多いため、風邪だと思ってそのままにし、結果重症化してしまうといったケースが目立っているとのことです。
そのため、気になる症状が現れたらすぐに病院で診察を受けることが大切です。

そもそも、ぜんそくとはどんな病気なのでしょうか?調べたので、まとめてみます。
ぜんそくとは、気管支が炎症を起こして空気の通り道である気道が狭くなったり、痰でつまりやすくなったりする病気のことを指します。
主な症状は、咳や痰、息切れ、“喘鳴(ぜんめい)”と呼ばれる「ゼーゼー」、「ヒューヒュー」などの音を伴った呼吸困難などです。
先ほどにも述べましたが、ぜんそくの初期症状は「咳」であることが多いです。
そのため、風邪だと思い込んで見逃してしまいがちなのですが、深夜から明け方にかけて咳や喘鳴が出やすいのであれば、それはほぼ間違いなくぜんそくであるとのことです。

まだまだ夏真っ盛り!といった感じですが、次の季節「秋」は一年で最もぜんそく患者が増えやすい季節だそうです。
その理由は三つあります。
一つ目は、ぜんそくの主な原因にもなる「家ダニ」が最も増える時期だからです。
二つ目は、秋は急激に気温がさがったり台風が来たりと、気候の変化が激しいからです。
ぜんそく患者は、気候の変化の影響を受けやすいとされています。
三つ目は、急に寒くなることによって風邪をひきやすくなるからです。
風邪は、ぜんそくを悪化させる原因となります。

できるだけぜんそくにならないように、またぜんそくになってしまっても症状を抑える手はいくつかあります。
それは、禁煙すること、睡眠をしっかりとること、バランスの良い食事を心掛けること、ストレスをためないこと、自宅や会社などの掃除は徹底して行い、ダニやカビなど、アレルギーの原因物質を排除することです。
ぜんそくはしっかりと対策すれば怖い病気ではないので、自分の体質を知ってリスクを減らすことが最も重要なことだと言えます。

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